時代遅れの朔吾くんと後輩ちゃんの交換日誌
文芸部として活動日誌をつけろと先生からのお達しだ。謂えばできると思っているなんて、なんと上司の怠慢であろうか。とは謂え我らは生徒。命令には抗えない宿命なのである。ということで、仕方ないので日誌を書こうと思うのだが、私一人で書くのも不公平ではないだろうか? 新藤後輩よ、ここは一つ持ち回りの当番制としようではないか。
ん? 当然です、だと? ほほお、そうまで謂うのなら活動日誌については新藤後輩に一任しようと思うのだが――それは違う? 二人でやることに意味がある、だと? 一人でやるのも二人でやるのも変わらんだろう。むしろ、一人のほうが書き方の統一がされて見やすいほどだ。
なに? それなら書かない、私一人で書け、だと? ぐぬぬ、仕方ない。初期案通り当番制で手を打とうではないか。……ふむ。そうだな、せっかくだし私から書いてみよう。別にいいだろう? 新藤後輩。
ん? 当然です、だと? ほほお、そうまで謂うのなら活動日誌については新藤後輩に一任しようと思うのだが――それは違う? 二人でやることに意味がある、だと? 一人でやるのも二人でやるのも変わらんだろう。むしろ、一人のほうが書き方の統一がされて見やすいほどだ。
なに? それなら書かない、私一人で書け、だと? ぐぬぬ、仕方ない。初期案通り当番制で手を打とうではないか。……ふむ。そうだな、せっかくだし私から書いてみよう。別にいいだろう? 新藤後輩。