ブロローグ 嫌われた政治家
初投稿です。誤字や改善点などあったらぜひぜひ教えてください。
―頭が痛い。いや、何故頭が痛い?私は暗殺されもう意識もないはずだが…。
「やっと目を覚ましましたか。」
うん?やつは誰だ?もう目も見えないはずなのに…
「あなた今驚いているでしょ!もう目も見えないはずなのに!って。」
いや怖い怖い。なんで心読めんだよ!しかもなんで声聞こえてんだよ!俺もう聴覚も刈り取られてるはずだろ!
「いやいや〜。作ってるキャラ壊れてますよ笑。」
「いやなんでキャラ作ってるのわかったんだよ!てかあんた誰だよ!」
「ふふふっ。またキャラ壊れてますよ笑。けど私が何者かといいますと…」
一体誰か。私は次の言葉に耳をすました
「神です。」
はぁはぁ神ですか。か…み…?
「え?今なんと?」
「神と言ったんです。しかも転生を司る。」
はぁぁぁ!なんでそんな神がここに!?
「はぁはぁ。そんな疑問を持つのが普通でしょうが、あ…」
「勝手に心を読むなー!」
その後転生神に自分が死んだこと。自分が何故ここ ―神界― に居るのか、自分が転生してやるべきことを聞いた。あと何故心が読めるかを聞くと、「それは神ですから〜。」の、一言で終わらされた。いや明らかにおかしいだろ!でも神だからおかしくない?まぁそこはもうどうでもいいか。
「ところで…。私が転生する世界とはどのような世界なんですか?」
「ええと、簡単にいうと剣と魔法の世界ですね。完全な貴族社会で身分至上主義ですね。」
それはやりにくい。しかも産まれよっては差別までされるかもしれない。
「あ、生まれる場所は貴族で固定です。しかし、どの家に生まれるかは分かりませんよ。」
よかった。それなら政治が出来る。
「あっ、そろそろ時間のようですね。楽しいお話、ありがとうございました。また生まれ変わったら教会に来て祈ってくださいね。」
「はは。私は無神論者でね。でもあなただけは信じれるよ。物心ついたら教会に行くよ。それと君の願い。」
もう時間がないようだ。あたりが霞む。しかし、これだけは言いたかった。
「この世界をもっと裕福に、そして幸せにする。」