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人生転生  作者: ミツバ
6/10

6回目 お姉ちゃん

僕の家は少し変わってる


お母さんもお父さんも何を考えてるのか

分からない


いつも意味がわからないことばかり言っている


特にやばいのはお姉ちゃんだ


いつも気持ち悪い動画や映画を見ている


それに藁人形を作っている


でもそれは昔のこと


今はもっとやばくなっている


いつも気づいたらいないし


人を殺したいとか言っている


僕はそんな家族が嫌い


友達の前で家族と一緒にいるところを


見られたくないから外には出ない


だってお母さんもお父さんもお姉ちゃんも


いつもどこを見ているのか分からない


だから授業参観も誘ったことないし


家族に遊びに行きたいと言ったこともない


ある日突然大きな物音がして


僕は急いで下に降りると


お母さんとお父さんが喧嘩していた


理由が分からない僕は


止めることも出来なかった


いや止めようとしなかった


だっていつもの事だから


もう慣れた気にしないそう思うようになった


お姉ちゃんは今日も家に居なかった


いつも家に居ない


お昼にいるところを見たことがない


学校に行っているのか


どこに行って何しているのか


僕もお母さんもお父さんも分からない


こんな家族の中で過ごしていると


僕だけは普通にならないとと思うようになった


だから学校にちゃんと行って


友どちも沢山作って普通になった


家族を隠すように振舞っていた


こんな生活が毎日だったある日


僕は限界を超えそうになっていた


でも耐えないとそう思って頑張った


だけど先に限界を超えたのはお母さんだった


お母さんはまたお父さんと喧嘩をしていた


その時にお父さんを包丁で刺した


僕はその場にいなかった


お父さんの死体を見て初めて知った


その時お母さんとお姉ちゃんは話してた


その内容を聞いて僕はもう無理だと思った


だってお父さんを家族を殺してしまったのに


笑ってどこに隠そうかと話していた


僕は今すぐに出ていきたかったけど


物音を立ててバレた


それから逃げられないまま数日がたった


僕が部屋にいると下からまた物音がした


下に降りるとまた喧嘩していた


僕が2人に近づいて止めようとした時


いきなりお母さんが悲鳴をあげた


ゆっくり下を見ると


僕の足元でお母さんが血を流して倒れていた


横を見るとお姉ちゃんがいた


手に包丁を持っている


僕は怖くなって玄関の方に走った


でもすぐにお姉ちゃんに追い抜かされた


僕は方向を変えて2階に上がった


廊下を走っていると


目の前にある物置が気になった


ドアを開けてみるとそこには


何故かお姉ちゃんがいた


しかも死んでいる


でもなんでここにお姉ちゃんがいるの?


さっきまで僕を追いかけてたのに


そう思った時僕は追いかけられていたことを


思い出して後ろを見ると


そこには誰もいなかった


訳が分からなくてパニックになった僕は


急いで階段をおりて洗面所に入った


僕は鏡の前を通った時鏡に映った


僕が目に入った


そこにはお姉ちゃんと同じ姿をした僕がいた


そしてやっと全部わかった


「そうだ今は僕がお姉ちゃんだ」

こんな家族嫌ですね


毎日が怖くて仕方ないです


でも今回のお話は本当に家族が

変だったのでしょうか


最後の主人公のセリフからすると


主人公は二重人か


精神を病んでしまったのでしょう


主人公だけがおかしかったのか


それとも家族全員がおかしかったのか


あなたはどっちだと思いますか?

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