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94、オリガ王国へ向けて

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 オアシス都市ピケに来て3ヶ月が経過した、幼い少女回復術師レイナは冒険者の中で人気者になっている

 回復魔法以外も体術、剣術、弓術、攻撃魔術等も少しずつ習得している、7歳に成ったばかりだが下位パーティーの回復術師なら十分過な能力がある、パーティー加入の誘いは沢山ある、若年者登録のだから管理責任者の俺に管理責任者を交代しろと言ってくる事もある、本人が望めば俺は拒否するつもりはない


 「レイナ色々なパーティーから誘いがあるがどうしたい?」

 「12歳まで面倒みるって約束ですよね」

 「お前が望むのなら別の人に付いても構わないが」

 「私はクロコさんに習いたいです、他に行けば危険な所に行かされる気がします、もう聞かないでください」


 よく観察して冒険者の行動が分かっている発言、この子は小さいが考えている

 この地で今の生活を続ければ魔力も増え、ヒールの技術も向上し、他の技術も習得して行くだろう足りないのは実戦で得られる経験だが、本人が言う通り下手なパーティーに入ればお金の為に危険を犯し最悪死ぬだけだ、しかし此処にいて変わり映えのしない面子を相手にしてばかりも良くない、ピケを離れてオリガ王国を目指す事にした


 お世話なったギルマスをはじめとする職員の方達に挨拶して旅に出た

 砂漠地帯を抜け荒野のはずだったが、《クロコ&シグル商会》の看板が有り果樹園になっている、俺自身忘れていた

 商会は今孫の代で運営されている、名前の使用を永久許可した事を今更後悔する


 「クロコさんの名前が看板に書いてありますけど」

 さて何と答えるのが正解なのか、どうせ後で分かる事正直に話す事にした

 「俺の名前だ、昔一緒に商会を立ち上げ、警備を担当していた、信じるか信じないかはあなた次第」

 「信じますけど、何ですか?信じるか信じないかはあなた次第、と言うのは?」

 「遠い国の日常会話で使う文言さ」

 「でクロコさんは今何歳ですか?」

 「たぶん六百歳位かな」

 「エルフ族のようには見えませんが」

 「普通の人族だからな、呪いみたいなものにかかっていると思ってくれ」

 移動中はレイナと会話する事が多い、訓練も順調で時間があるからだ


 果樹園を抜け森に入る、水場を見つけ野営地にする、久しぶりの野営だ、料理は任せて風呂の準備をする

 レイナは久しぶりの調理で手間取っているが、何とか出来たようだ、魔法と違って此方は上達していない

 風呂は女の子である事を隠す必要が無くなって一緒に入ってくる、浴槽に浸かってのから見る星空が美しい、旅はいいと実感する、レイナが大人で酒を一緒に呑めればもっと楽しいだろう

 

体力 測定不能

魔力 測定不能

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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