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92、契機

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 旅の途中で知り合った少年ケニー、実は少女だった危険回避の為よく使う手だが、今後どうするか悩んでいる


 宿で食事をしているが、子供は考え事をして食事が進んでいない

 「オリガまでは付いて行ってやるから、少年のフリしなくても大丈夫だぞ、俺意外と強いから」

 「強いのは知ってます、オリガに到着してからの事を考えています」

 「そうだオリガに行って何するんだ?」

 「料理人とか考えてたけど、危険だけど確実に生きて行けるのは冒険者と考えてました、冒険者なら男の格好の方が舐められないかもって考えてました」

 「料理店に見習いでも、冒険者登録でも、偽名は後で困るかもな、しかも冒険者は12歳からだぞ、それと女だから舐められると言う冒険者は続かない」

 6歳の子供に厳しすぎる事は言いたく無いが、この子の置かれた状況は厳しい


 翌日ヨハネを発つ準備をしていると

 「クロコさん今日からレイナとして生きていきます」

 「分かったレイナと呼ぶよ」

 髪を短く切っているので男の子でも女の子でもどっちでも通用しそうだ、まだその程度の年齢だ

 俺と乱丸にレイナが加わり3人での旅が始まる

 俺と同行している間は野営時の食事はレイナが担当、俺は獣と盗賊に対応する、レイナも魔法や剣術を習いたいと言っているが俺の鑑定では四属性全て微弱で才能は無い教えはするが期待出来ない、料理もまだ俺の方が上手だと思う

 結局俺は朝からレイナに料理を教えている、レイナを連れていると盗賊に襲われる事がい多い気がする、子連れは狙いやすいのだろう、お陰で乱丸は牢馬車を引いている時間が長い

 

 多くの盗賊から襲われると極稀に幸運な事がある、特殊な能力を持った盗賊、今回はヒール使いだった普通にヒーラーとして冒険者をしていれば良いと思うが、盗賊になる者もいる

 「レイナ俺は特殊な能力を持っている、もし俺を信じて心を無に出来るならレイナに能力を渡す事が出来る、信じれずに無になれなければ、身体に不具合が出るが試してみるか?今決めてくれ」

 おそらくレイナは自分の才能が特別では無い事が分かっている、俺のこの問いには応じるしか無いが覚悟をさせる為?、失敗した時俺の責任をなくす為?、敢えて問う俺はズルイ大人だ、答えは予想通りだった

 レイナと盗賊を横に並べ魔法能力の移動[エンドゥ]を行う、マリーに使って以来2度目の使用、初回以上の成功をしている盗賊の持っていたヒール以外の光属性魔法も移植出来ている


 「レイナお前は今から一流のヒーラーを目指せ」

 「ヒーラーって?」

 レイナはヒーラーって事が理解出来てない?

 「回復術師と言えば分かるか?」

 「分かりますけど、、、私が?」

 「そうだ、お前がだ、レイナ今から俺はお前の師匠で、お前は弟子だ」


 才能無しの子供がどのように成長するか、俺の新しい人生に楽しみが出来た

体力 測定不能

魔力 測定不能

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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