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87、あてもなく

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 魔族の件が解決して俺は今マリーと入浴中


 「クロコまた何か考え事?」

 「あゝ、魔族って人族が勝手に付けた名前だろ、悪者の名前を勝手に付けて、実は自分達人族が侵略者だったって、おかしな話しだな〜って思ってた、あいつらと仲良く出来たら楽しかったのかなぁ〜」

 「そうだね、魔族の方達って全然悪くない、普通に会話できたしね」

 「それと魔族が邪力や邪気を身体に溜めてエネルギーにしていたのなら、邪力や邪気の濃度を薄めてもらって感謝すべき存在じゃないかと思う、人族はそんな相手に剣を向けた、人族である事が恥ずかしくならないか?」

 「そう思うけど、知っているのは限られた人だけ、クロコは聖女の魔法を解明して聖女召喚を不要にした、今度は魔族と住む世界を分けて勇者を不要にした、凄い事を二つもしたのよ!もっと世界に褒め称えられてもいい」

 「俺はマリーが知っていれば、それでいい」

 「私は2回とも側で見れた、とっても幸せ、魔族とちゃんと会話したのは世界で私達だけよ」

 「凄い事したのかなぁ〜、俺は魔族に頭を下げて謝罪しただけ、本当に凄いのは人族との関わりを切り離す決断をした魔族だと思うんだよねぇ〜、エルサ大陸は魔族の物と主張する事なく身を引く、、、凄いよ!あいつら」


 時間を経て、ガゼールの応接間

 「クロコこのニルゲラ王国を救った賢者は、今度はこのロベリア星を救ったか」

 「俺は大した事してない、忘れる前にこれを渡しておく」

 俺はガゼールに闇属性の剣を渡した

 「この国に四振り、ムランのギルドに二振りで全て所在が明らかになったな、ご苦労だったな」

 「それは魔族の代表から貰っただけだ」

 「しかし君の功績は全世界に広まっているよ、君を召喚した俺は鼻が高い」

 「それは良かったな」

 「なんだそんな反応か〜、魔族の脅威から星を救ったんだぞ」

 「そもそも脅威と言うのが間違っている、彼らは人族が思っているような好戦的な種族ではない」

 「それは会話した者の台詞、他はそうは思わない、君はこの世界を救った英雄になった」

 「英雄とかどうでもいい、俺は静かに生きたい」

 「それは無理だろ、今日呼んだのはこれだ!」

 積み上げられた物に掛けて有った布をガゼールが取ると、目の前に高価そうな品々が並んでいる

 「なんだこれ?」

 「君に送られてきた各国からの上納品だ」

 「意味が分からない」

 「世界が君に感謝していると言う事だ、君は世界一の有名人だ、静かには暮らすなんて出来ないと思うよ」

 品物は貰ってもどうする事も出来ないので王宮に適当に飾ってもらうことにした


 翌日の自室

 「マリー、相談があるんだが、、、」

 「いいわよ」

 「俺まだ何も言ってないけど、、、」

 「行きたいんでしょ、旅に、勿論私も一緒よ」

 「馬車の中は狭いぞ」

 「分かってる」

 「食事も屋外で此処のように豪華じゃないぞ」

 「分かってる」

 「獣と盗賊が襲ってくるぞ」

 「私が退治する、、、私の居場所はクロコの隣なの」

 「知ってるよ、俺もマリーの隣がいい」


 俺達は旅出た

 あてもない自由な旅に

 自分達が自分達らしく

 生きている事が実感出来るのは

 この馬車の中

体力 44950k

魔力 65610k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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