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85、ゲートの向こうへ

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 娘が加入している冒険者パーティーが旅に出て、寂しさを感じて過ごす


 娘から3日に一度居場所の連絡が来る、いつの間にか1週間に一度になる、それが月に一度になった、強くなって順調に旅をしていると言う事だろう、連絡が無い事は、あの子に危険が無いと言う事、危険が有っても自分で切り抜けられると言う事だ、娘の成長を喜ぼう

 俺は普通に仕事をして、普通に暮らす、風の噂で小雪達の活躍の話を聞く娘は元気に生きている

 冒険者の中では〈ファイナルアンサー〉と言う言葉は、ベストセラーの本のタイトルから冒険者パーティーの名前として認識されるようになった


 俺とマリーは小雪のいない普段の生活に慣れ平穏な日々を過ごしていた、シグルからの連絡が来るまでは

 《魔族の目撃情報、至急調査》と言うメールだった、俺とマリーはシグルの所に向かう

 「クロコさん【最果ての地】付近で赤い肌をした2本の角が生えた人が目撃されました、おそらく魔族です」

 「俺達が数年前見た時は出没する気配はなく、ゲートらしき物は、此方から何処かに行けても此方に来る事は出来ないように感じた、それを触らずに戻ったんだ」

 「何もしなければ良かったのでしょうが、悪意ある者がこの世界の消滅を望み装置を動かした」

 「誰だそんな馬鹿な事をする奴は」

 「世の中の落ちこぼれが集まって動かしたらしいです、それを今話してもしょうがないので、調査してもらえませんか?」

 「分かった」

 別に俺が調査する義務は無いが放置すればいずれ自分達や小雪達に危険が迫ると思い承諾した

 すぐにマリーと契約獣で現地に行く、洞窟の中を見ると倒れていた筈の石が動かされ窪みの有った場所に嵌められている、魔法陣は俺の想像と異なったものだったが綺麗なままの模様が残っている、つまり作動している可能性が高い

 「クロコどうする?」

 「これは俺の知っている転移の魔法陣とはだいぶ違う、一方通行の魔法陣ではなく双方向のゲート?目撃された魔族は一度此方に来たが戻ったのなら討伐情報やその後の目撃情報が無い事も筋が通るが簡単に行き来出来るか分からない、、、」

 此処でこの石を破壊すれば問題解決するのか?向こうに行くべきか?何が正解なのか分からないまま時間が過ぎる、行くと判断した場合俺一人で行くべきか、此処にいるマリーと契約獣を連れて行くべきか、、、迷ったら直感を信じる、俺の答えが出た時マリーが話し始める

 「今回は止めない、クロコが行くと決めたら私も行く、このままにしておく事だけは間違いだと思う」

 「俺は先に行こうと思う、マリーも一緒に来てくれるか?」

 「もちろん何処までも付いて行きます」

 契約獣達も行く事に躊躇いのない目をしているように見える

 「皆んなで行こう」

 念の為洞窟の入り口は土魔法で塞ぎ、俺達は魔法陣の向こうへ歩を進めた

体力 44790k

魔力 65120k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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