84、再出発
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
盗賊に襲われマリーに助けてもらった小雪達、一度ゴニア国まで戻る
「ママありがとう」
自分達の力を知り落ち込む小雪達
「これからどうするの?旅を続ける?」
「、、、、」
マリーの質問に答えられずにいる
「どうだろう、一度ニルゲラに戻って鍛え直しては?」
俺の提案に3人で話し合いをする
旅は続けたいが、身を守る事が出来ない、渋々頷く3人を連れニルゲラに戻る
確認の為リズとエリスにランクを聞くと二人共Eランクだった、聞いていなかったパーティー名を聞くと〈ファイナルアンサー〉だと言う、名前の変更をお願いしたが聞き入れてもらえなかった
〈ファイナルアンサー〉の3人は騎士団の訓練に参加させてもらい基礎から剣術、魔術を鍛える
俺から見れば3人共そこそこの強さを備えている
「マリーあの子達は弱いのか?」
「そんな事ないよ、でも気持ちの弱さ?覚悟が足りない?精神的な弱さがあるわね」
「どうすれば克服出来ると思う?」
「技術を向上させる事と、死線を乗り越える事かな」
「それで盗賊に襲われた時、待てと言ったのか?」
「経験になると思ってね、もし足りなかったら、私が死ぬ直前まで鍛えてあげるつもりよ」
「それはやめてほしいかな、マリーのファンみたいだし」
3人は騎士団で訓練を受けながら冒険者の依頼をこなして次の旅立ちに向け鍛える
ニルゲラに戻って半年リズとエリスのランクがDランクに上がった、そして小雪と同じ歳の小柄な女性ヒーラー、ナナ(Eランク)が加入して〈ファイナルアンサー〉が四人パーティーとなる
ナナはヒーラだがナイフを上手に使い素早い動きが出来る、テイムの能力も有る異質の存在、パーティーとしての厚みが増す、更に半年訓練を続ける、その間にナナはヒョウと契約し名前を〈キナコ〉とした
昨日〈ファイナルアンサー〉と森へ獣狩りに行ったが、新加入のナナはヒーラーだがヒョウ〈キナコ〉に乗りナイフで攻撃する、俺のヒーラーは後ろに下がって補助をする、と言う概念を超えた戦い方をする、連携をどのようにするのかが課題と思っていたが、他のメンバーは気にする事なく戦っている、これが新時代の戦法なのか分からないが、間違いなくパーティーの戦力は向上した
翌月、冒険者パーティー〈ファイナルアンサー〉は旅を再出発させる
体力 44550k
魔力 64720k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




