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83、母は強い

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 小雪が旅に出た、若い女の子の3人パーティー、不安でしょうがない


 小雪が出発して一週間、ゴニア国にいるとだけ連絡があった

 「クロコ、転移して見に行こうとか思ってないよね?」

 俺の心を見透かしたように釘を刺すマリー

 「勿論そんな事ない、ないに決まってるよ」

 様子見したいなんて言えないよな〜

 「クロコ、子供なんて勝手に育つものよ、私みたいに」

 「そんなものかな〜」

 ま、俺はマリーが止めてくるのは予想済み、アイオロスを雇って偵察に行かせている、しかしアイオロスの奴は師匠の俺からえげつない料金を取りやがって、、、、、流石に若い女の子3人のパーティーでは危険が多い、それなりに強い人とパーティー組んでくれれば良いが、パーティーで1番強いのは小雪で間違いない


 アイオロスの報告によると、獣や盗賊と無難に戦って怪我もないと言う事だが、12歳と13歳の少女が旅をして、盗賊をギルドに引き渡した、と言うのはすぐに評判になる

 当然だがこの事は盗賊達も知っている、己の生活を危険にする者が現れれば駆逐する、以前ブラッククロスも標的にされた、同じ事が娘達に起こっている

 盗賊の中にも頭脳派はいる、娘達の行動を監視し次の行動を予測して、襲撃に最適な場所を選ぶ、ゴニア国からコンジレーニ王国へ向かう途中の深い森で小雪達は襲撃を受ける、約30人の規模の大きな集団相手の力量を見て人集めをしたのだろう、3人と契約獣に約30人の盗賊、どう考えても分が悪い、この状態でアイオロスから俺に連絡が来た

 マリーが俺の顔色の変化に気付くがこの状況で説明する暇はない、マリーを連れゴニア国へ転移する、後は道沿いに飛行しその間にマリーに説明する、すぐに盗賊に囲まれた小雪達を見つける

 「クロコ待って、まだ早い」

 俺が助けに行くのを制止するマリー

 「何言ってるんだ?どう見ても勝てない」

 「あの子達は危険が分かって冒険者をしている、危険を感じる事も大事、ギリギリまで待って」

 俺に比べマリーは冷静だ、小雪は一人なら逃げる事も出来る筈だが二人を置いて行く事は出来ない、リズとエリスは限界を感じているのか目が赤く泣きそうだ

 「クロコ、行くよ」

 マリーが盗賊の前に立ちはだかる、俺も遅れてマリーの横へ

 「私達の娘に手を出したらどうなるか、、、」

 マジギレモードのマリーは久々に見るなぁ〜、必要無いかもしれないが一応、契約獣を出しておくか

 「ママが全部片付けるから見ておこうか」

 俺は気楽に見物する、牢馬車へ放り込まれる盗賊、マリーは常にリーダーを最後にする

 「今から拷問が始まるなぁ〜」

 マリーが盗賊のリーダーの顔が変わるまで殴り続ける、今日は謝罪の言葉も聞く事なく殴り続ける、娘の小雪でさえ此処までの光景は初めての筈だ、リズとエリスは言葉を失っている、マリーはリーダーを放り込み

 「次は誰?」

 新しい宝の聞き出し方?全員素直に持ち金を出し隠してある盗品の場所を喋る、盗賊を駆逐して一件落着と思っていたが

 「出てきなさい、偵察の人」

 マリーの呼びかけにアイオロスがあっさり出来る

 「クロコ説明して!」

 マリーは俺が過保護な事もだが、黙って偵察を雇っていた事が腹立たしかったようだ

 俺とアイオロスはマリーに散々搾られた

体力 44110k

魔力 64320k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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