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82、小雪、旅に出る

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 小雪が冒険者登録を済ませ独り立ちした、俺達夫婦は一息つける状況になった


 「小雪は何しているんだ」

 普段一緒に狩りに行く小雪がいない

 「冒険者ギルドに行くって言ってた、あまり期待はしてないようだけど、旅仲間?パーティーメンバーを探すって」

 「マリーの言って通り、旅に出るんだ〜」

 「寂しいの?」

 「そりゃそうだろ」


 小雪は俺達に相談する事なく旅の準備をしている、冒険者登録から二週間が経った頃、小雪と話す時間が出来た

 「小雪旅に出るのか?」

 「うん、そのつもり」

 「小雪は冒険者だからな、気をつけて行けよ」

 「分かってる」

 「行く前にパパからプレゼントがあるが、受け取ってくれるか?」

 俺は鍛冶場で作った剣を出した、マリーのより少しだけ小さい小雪の体格に合わせた物だ

 「こんな凄い剣、貰っていいの?」

 「ママにも昔作った俺の手作りだ、それとガゼールに契約獣を貰えるように話してある、必要なら飼育場に行くと良い」

 俺と小雪の会話を横で聞いていたマリーも小雪に話をする

 「ママからは衣類と調理セット、旅に出たらパパにこまめに連絡してあげてね」

 「パパ、ママありがとう、準備がまだだから少し先になるけど大事に使うから」


 翌日、小雪は飼育場へ行き黒狼を契約獣とし、名前を〈クロスケ〉とした、ギルドでのパーティーメンバー集めは条件が厳しく集まっていない、条件は15歳までで男ならDランク以上、女ならEランク以上、、、、簡単には集まらないだろうな〜


 小雪はクロスケを仲間にして毎日狩りに行き連携して獣を倒す訓練をしている、集まらないと思っていたメンバーも一人1つ年上の女性魔術師、名前はリズが見つかった、暫くしてエリスと言う此方も一つ年上の長身女性騎士が参加してくれる事になった、二人は地方から出て来た人で、冒険者用の宿で生活している、小雪もいつの間にか宿に泊まるようになった

 俺はこっそりとマリーと二人で宿に併設された食堂に行って様子を伺おうとしたが、あっさりバレてしまい小雪に叱られる、パーティーメンバーは二人共《出会いの言葉はファイナルアンサー》の読者で俺達の事を知っていて、小雪が俺達の子である事に驚いていた、あと一人か二人メンバーを増やしたいが、集まらなければ連携訓練をして3人で旅に出ると言う事で話しがついている、二週間くらい様子見すると言う事だが難しいだろう


 二週間が過ぎ小雪達は3人で旅に出る、二人は馬に乗り、小雪はクロスケに乗って旅に出た

体力 43890k

魔力 63820k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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