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78、転移と転生

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 ビルニ大陸で盗賊を大量に退治し世界に平和が訪れる、なんて事は無い、あの手の輩は何処でも湧いてくる


 俺はいつも通り狩りをして生活している、形だけの共同経営者、仕事だけを見れば納得は出来ないが

 「小雪ちゃ〜ん、今日も可愛いですね〜」

 「パパ、パパ」

 俺の腕の中がお気に入りの、この子のお陰で仕事の内容は気にならない

 「今日の狩りも楽勝、楽勝」

 仕事が早く済んだので耕作地を見に行く、俺は引退した冒険者等を受け入れる為の事業かと思っていたが、働いているのは殆ど子供だった、経費削減?ロリ?ショタ?いずれにしても気になるのでシグルの所に行く


 「シグル耕作地で働いているのが子供の理由が聞きたい」

 「そうですね、でも丁度良い機会です、少しお話ししましょう」

 と言って他の人のいない部屋へ移る


 「最初に確認します、クロコさんは転移者ですよね?」

 「あゝハズレ召喚者と言われるやつさ」

 「実は私は転生者で過去クロコさんと同じ国にいました、記憶は曖昧で時代も日本人だったかも分かりません」

 俺は驚きで何も言えなかった、シグルは俺の反応を見て話しを続ける

 「この世界に生きて思う事、命が軽い、捨て子が多い、文明の発達が遅い、この三つです、文明の発達については魔法がある事が大きく関係していますし、発展しない方が公害等の問題が無く良い事だと思っています、次に命の軽さと捨て子についてですが、大人がギャンブルや事業の失敗で命を落とす事はしょうがない、しかし巻き込まれた子供が可哀想で、それで捨てられた子供を雇っているんですよ、軽い命は失敗した大人だけで良い、それが私の考えです、土地を耕し栽培の技術を持ち込む事も良くない事かも知れません、しかし子供達を生かす方法として導入を決断しました」

 「君は転生者だったのか、、、それで栽培を思いついたと言う事か、今の話しで納得出来た、他にも転生者っているのか?」

 「私の考えでは沢山いると思います、魂とはPCのハードディスクみたいな物でフォーマットして転生する、私みたいにフォーマットが失敗した人が過去の記憶を持っていると思います、これではクロコさんの思う転生者は殆ど存在しない事になりますが」

 「転生者は沢山いるが、記憶が無いから転生者の自覚が無いか、、、君は面白い発想をする人だね」

 「転移者は過去の記憶があり、転生者は過去の記憶が無いのが普通と思います」

 「それで、過去の記憶を持った君は、地球から持ち込んで良いと思った技術を利用して、子供達の居場所を作った、、、俺は大きな勘違いして此処に来てしまった、申し訳ない」

 「いえ、全く説明しなかった私にも非はあると思います、それとクロコさん質問ですが、もし地球に帰れたら帰りたいですか?」

 「いや、帰る場所は無いだろうし、もし有ったとしても此処の家族と生活は捨てられない」

 「そうですよね、私も多くの自然があるこの世界は好きです」

 「君が悪い事を考える人じゃなくて安心したよ、これからもよろしくたのむ」


 俺はシグルをロリ?ショタ?等変態のように考えていた事を反省して王宮へ戻る


体力 43050k

魔力 62850k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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