77、盗賊との対決
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
全国の盗賊の集結の情報を聞きつけブラッククロスが全員集合する
「アジトの場所は?」
「昨日調査済みだ、要塞のようにしているがガボンゴの王城より粗末な作りだ、盗賊は300〜500、俺と乱丸、アクア、緋炎で大丈夫と思うが」
「それならパパとママは下がって見てて、大事な身体なんだから」
「私達の成長を見てて下さい」
エマとジェニファーが俺達に気を遣って俺とマリーを戦いから遠避ける
「此処でやらなければいつ不意打ちされるか俺は徹底的に潰すつもりだ」
「分かっているじゃないか、アイオロス、しかし敵は東の頭同様に、インビジブルの使い手かもしれないぞ」
「サーチは簡単な魔法です俺も使えます、クロコみたいに辺り一面斬れば良いなんて考えませんよ」
「俺とマリーは下がっているよ、逃げる奴は俺達が倒す、それでいいか?」
「はい大丈夫です」
「アイオロス、私達の邪魔しないでよ」
「分かっている、俺はボスだけでいい、雑魚が片付くのを待ってるよ」
「ボスが生き残っていたらいいわね」
盗賊のアジト前に到着
ジェニファーは緋炎に乗り上空高く姿が見えない、エマの姿を盗賊の見張りが見つける
「坊ちゃん、嬢ちゃんに、犬とスライムか?後ろは見学者か?俺達も舐められたものだ」
「そうでもないわ、全力で潰してあげる、後ろを気をつけた方がいいわよ」
空から急降下するジェニファー
「私が最初ね、パーフォレイトショット」
ジェニファーが矢を放つ、降下する勢いを使って威力を増した矢が要塞を貫き地中から轟音がする、出口を中心にエマが炎で焼き尽くすアジトから出てくる盗賊が次々と燃える、一度上昇したジェニファーが再度降下し今度は先程作った穴に炎の矢を放つ、アジトの外も内も火の海になる
「あいつら強くなったなぁ〜、雑魚は全滅だ」
後方で俺とマリーは会話するしかない
「彼女達もAランクだからね、本当に私達出番無くなるよ」
マリーも暇そうだ
「出番の無いのは俺達だけじゃ無い、アイオロスも乱丸もアクアも何もしてない、緋炎も飛んでいるだけだ、1人アジトから生きて出てきそうだ」
「アイオロス、ボスが出てくるわよ、死にかけてるけど」
「何だよそれ、黒焦げじゃんか」
アイオロスが黒焦げの男を軽く突くと倒れて死んだようだ
「お見事!アイオロス」
エマがアイオロスを揶揄う
「お前たち、、、、」
上空のジェニファーは戦いは終わっているが降下して、矢を放つ
「インパクトショット!」
アジトが崩れ、辺りは砂埃で視界が遮られる、風が吹き視界が戻るとアジトは瓦礫の山になっている
「後始末も大事よね」
ジェニファーが空から戻ってくる、ほぼ二人で壊滅させてしまった
「ジェニファー、此処からどうやって宝を取るの?手柄の証明は?」
エマが呆れ顔でジェニファーに問う
「、、、ごめん、、、」
「大した宝は無い、俺とアクアのサーチで調べた、手柄の件は姉妹で話せ、他は何もしてない」
俺はこの場をおさめる為、宝は無いと嘘をついた、誰もわからないし、最善の策だろう
「クロコ嘘ついてあげたの?さすが私のダーリンね」
と、こっそりとマリーが俺に話す
俺は多分、マリーに嘘がつけない
商会に戻りシグルに報告する
「俺達は急いでニルゲラに戻るがお前達来るか?可愛い小雪ちゃんの顔みたいだろ」
全員で王宮へ転移する、娘の顔を見ながら酒を酌み交わし1日が終わる
体力 42840k
魔力 62550k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




