64、5人旅
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
昨日ガゼールをラヌフへ連れて行き、魔力消費の激しい日を過ごした俺は、今日一日休息日とし午前中は部屋でマリーとお茶飲んで過ごしていた
部屋にガゼールが訪ねてくる
「昨日は世話になった、久しぶりに楽しい時を過ごす事が出来たよ」
「大変だな王様も、俺は一般人で良かったとつくづく思うよ」
「旅は楽しいんだろうな、あんな人達と出会いがあって、羨ましいよ」
「旅は最高だ、特に俺はハズレ召喚で能力を得ているからな、また近いうちに向こうに行ってくる、連絡手段があるから好きなだけ行って来るぞ」
「分かっている」
「旅の続きならコルビの街からだが、行くだろ?」
「はい、最初に行きたいです」
俺達はラヌフへ転移しフォート夫妻とギルド地下の酒場にいる
「国王様を連れて来るとは驚いたよ、君達は何者なんだ?」
「そうだな、クロコ夫婦だ、この間来た時既に夫婦だったんだが一応国王の護衛任務中だったからな」
「先ずは、おめでとう」
「フォートには説明出来る範囲で教えるよ、俺はSSSランクの冒険者、国の発展に貢献し王と仲良くなった、ニルゲラ王国では一応、賢者と呼ばれている、色々と不便な事が多くて特例でBランクカードを発行してもらった」
「そうなると、クロコ様と呼んだ方が良いのか?」
フォートが揶揄うように言ってくる
「やめてくれ、そう言うのが嫌だからBランクなんだ」
「で、二人の結婚の経緯はどんなんだ?」
「やっぱりそれ、聞くのか?」
「当たり前だろ」
「私これ持って来てるから」
マリーが本をニコルさんに渡す
「出会いの言葉はファイナルアンサー、この本は?」
「私達の事が書かれているの」
マリーが笑顔で答える
「お前達の出会いは本になるのか?普通じゃないよな」
「マリーちゃん記念になって良かったね」
「結構正確に書いてあるから後で読んでくれ、俺は正直言って恥ずかしい」
その後酒を呑みながら質問責めにあった、俺は恥ずかしく黙っていたが、マリーは楽しそうに話しをしていた
「コルビの街に転移するけど良いか?」
「なんで?」
「まだニコルさんと話し足りないとか」
「また会えるし今はクロコと二人、旅をしたい」
「間違えるな、5人だろ、俺よりマリーに懐いているんだぜ、俺の契約獣のはずだけど」
契約獣達が手をあげる
マリーは契約獣を撫でながら
「ごめんね、みんな一緒に行こうね」
俺達は5人で旅を始める
体力 37520k
魔力 54060k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




