6、この世界で
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
基本4属性の魔法を覚え、今後どうするか冒険者として生活する事を考えて剣術は必修、料理、大工、鍛治等、宮殿に居る事ができる間に少しでも多くの技術を身につけておきたい、午前に剣術、午後から他の技術習得、魔法は夜就寝前に復習程度の予定で出来る限りのことをしよう
「シーラ、午前中は剣術、午後から生活のための技術習得をしたいのだが手配してもらえるか?」
「了解にゃ、シーラ優秀にゃ」
まずは1ヶ月剣術と料理、これで野営しても大丈夫なはずだ、次は大工仕事、その次は鍛治仕事、普通なら数年かかる仕事の習得も複写と最適化の能力ですぐに覚える事ができる。順調に生きる術を得てきたと実感出来るようになった頃王様から呼び出しがあった
「コウ様、王様が呼んでるにゃ」
「わかった行くよ」
王様の応接間
「コウ殿、久しぶりだね、また一段と若返ったようだね」[相変わらずフレンドリーと言うか王様らしくない人だ]
「そうですね、今日は何用ですか?」[出て行けと言われるのかな〜]
「今日はお願いがあるんだ、一つは君の能力の事、もう一つは氾濫についてだ」
「はい?正直なところ今日はそろそろ宮殿から出て行けと言う話しかと思って此処に来たので、お願いと言う事に驚いています」
「そうだな君はハズレ召喚としてこの国に来たからな」
「はい、最初はすぐに放り出されるかと思っていました、王様のおかげで生活できて色々と技術も習得できています」
「その習得については驚く速度で学習しているが、自身の能力は解明されたのか?」
「全てではありませんが、大体は判明しています」
「私に公開出来る範囲で教えてくれないか?」
「王様であれば全て構いませんが、他の人に無い能力は3つですが一つはまだ不明です、わかっている2つの一つ目は複写、そしてもう一つは最適化です、不明のものも私の予想では攻撃魔法です」
「複写と最適化それぞれ詳しく頼む」
「複写は能力の複写体外へ放出する魔法は見れば私も使えるようになります個人限定の能力は無理ですが普通の魔法なら見るだけで大丈夫です、もう一つの最適化は能力を使いやすくしたり、効率化したりします、例えば同じ魔法でも複数の人の発動を見れば魔力の使い方を学習して威力を向上させたり消費魔力を低減させます」
「凄い能力だね、魔法を見れば使えると言うのは君には普通の人には見えないものが見えているのか?」
「普通の人がどのように見えているかわからないので、正しいか分かりませんが私には魔力が流れいるのが見えます、身体の中心から腕を伝い手のひらで火や水に変わる状況が見えるのです」
「では、お願いの一つ目、見てもらいたい魔法がある」
「はい、見て使えって事ですか?」
「出来れば学習して解明してもらいたい」
「自信はありませんが、、、」
王様は見てもらいたい魔法は聖女の魔法と言い聖女様を部屋へ入れた
「聖女様、お願いします」
「ハーモニアス」部屋に黄金の光りがした
「コウ殿、見えたか?」
「たぶん聖女である事が発動条件ですね、魔法は初めて見る形をしていました、三重の魔法に見えました」
「解明出来そうか?」
「分かりませんが、可能性はあります」
この件については後日研究者を交えて説明する事になった
「もう一つお願いがあるんだが、その前に君はこの世界で今後どのように生きていきたいんだ?」
「冒険者ですね、以前はこの宮殿で少しでもながくと思っていましたが、冒険者になって旅をして、この世界を楽しみたいです」
「そうか冒険者か、この国でと思っていたが君の顔を見るとそうは行かなそうだ、2つ目の願いだが予言では半年程先に起こる氾濫の時救護要員として働いて欲しい、危険な討伐には行かせない事を約束する、答えは後日で良い考えてくれ」
コウ•クロスが見えているステータス
体力 350000
魔力 8120000
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション
光・ヒール、キュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、プロテクション
闇・
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ
特・複写、最適化、〇〇〇〇