55、流行語
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
三ヶ月毎の報告の為ニルゲラへ転移して戻る
俺達は寒冷地を進んでいる為、【六属性の刃】と勇者について情報は得られていない事を説明した(温泉三昧は内緒)、技術、生活様式は此方と変わらず侵略等の危険は考えられない事を説明すると皆、安堵した、先進的な兵器で侵略するような事がなければ、他国は気にならない、それと俺達の安否確認がこの会議の目的の一つだろう
会議は早々に終わり、前回ガゼールに依頼しておいた、魔法の実験準備が出来ていると言う事だったので、俺が能力を複写したが、使用していない魔法を試す事にした
「クロコ、用意したのはヒールが使える罪人だ、何をするんだ?」
「見てのお楽しみ、上手くいくか分からないし、マリー此方に来てくれ」
マリーと罪人を横に並べ俺は二人の後ろに立つ
「マリー俺を信じて気を楽にしてくれ」
「大丈夫よ、いつも信じてるわ」
俺は二人の首元に手をかざしイメージする
「エンドゥ」
マリーを鑑定するとヒールが使えるようになっている、罪人は使えなくなっている、成功だ
「クロコ、こんな事が可能なのか」
ガゼールが驚いた顔で俺に聞く、マリーはまだ分かっていないようだ
「マリー、ヒールが使えるようにした、傷が治っていく様子をイメージして、両手を前に出してヒールと唱えて」
マリーは両手を前に出してイメージする
「ヒール」
マリーのか手が少しだけ薄い黄緑色に光る
「上手く行った、この魔法は本来使用者が誰かに能力を渡す魔法だったらしいが、伝承されていく間に変化したそうだ、俺はこの能力を数年前人助けをした時、複写したが使う事が無かった、使用者を信頼していなければ上手く行かない魔法、使い所が無かった、最悪失敗した時、使用者か受益者の能力の一部が壊れる事がある」
「クロコ凄いモノを見せてもらった、未だに信じられない」
「俺も初めて使ったからな緊張したよ」
「その状態の君達ならではと言う事かな」
俺にくっついているマリー、俺は少し照れ臭い
「クロコお前達は今からどうするんだ?」
「城下町に買い物に行くつもりだ」
「そうか、色々大変かもしれんが、、、気をつけて」
俺はマリーと二人で城下町へ行く、ガゼールの様子が少しおかしかったのが気になる
城下町で人々が俺達を見る目が何か変に思える
「マリー何か変に感じないか?」
「賢者クロコが注目されているだけでしょ」
そう言えば俺はクロスの森平和公園を作ったあたりから賢者って言われていた、でも何か今までと違う気がする、街の人達が此方を見て話している内容に聞き耳を立ててみると、何故かこの世界に無いはずの言葉が使われている《ファイナルアンサー》だ、不思議に思いながら街を歩く
「マリーあれ見てみろ」
書店で一番目立つ場所に積まれれた本のタイトル《出会いの言葉はファイナルアンサー》帯には《賢者様を射止めた愛の物語・舞台化決定・情報提供者は元給仕係》
「マリー、シーラに何を話した?」
「聞かれた事全部だけど、駄目だった?記念に一冊買って帰る?」
この本の中では《ファイナルアンサー》は《愛してます》と誤認識されている、今この街では女性が男性に告白する時「ファイナルアンサー」と言って告白するのが流行っているようだ、マリーはこの流行語の産みの親とされている、願いが叶う魔法の言葉【ファイナルアンサー】
「マリーお前の方だぞ、注目されているのは」
と、俺が言うと
「そうなの?私が幸せだから羨ましいのかなぁ」
と、マリーらしい答えが返ってきた
「クロコ、ファイナルアンサー」
マリーがそっと呟く
体力 37110k
魔力 51530k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




