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52、金のなる木

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 ラヌフの街を出て北上し北の街キシスを目指す


 この旅を始めてからマリーは常に上機嫌だ、ラヌフのギルドでもAランクのマリーは多くの人から羨望の眼差しを向けられていた、俺も偽装Bランクなんだけど、扱いが違い過ぎるんだよなぁ

 「ごめんなマリー、ラヌフは居心地が良かっただろうに、、、」

 「私が一番居心地が良いのはクロコの隣よ」

 最近はマリーの歯の浮くような台詞も慣れてきた


 シルス大陸に来て盗賊が少ないと言いっていたが全くいない訳ではない

 「やっと来てくれたみたいだ」

 「今日は宿のランク上げて泊まりましょ」

 俺達にとって盗賊はスポンサー?お金を提供してくれる人

 「おい、お前たち金を全て置いて行けば命は助けてやる」

 盗賊5人が取り囲み意気込んで話しかけてくる

 「やった〜、貴方達盗賊さんね!会いたかったわ〜」[マリーは盗賊をさん付けで呼んでるよ]

 「何言ってんだこの女、馬鹿なのか?」[『馬鹿なのか?』と言う意見は正しいが、言ってはいけない事なんだ、世の中は正しいだけでは駄目なんだよ]

 マリーの目つきが変わった、こっちもちょうど5人一人づつ相手だな、あのリーダーの男は可哀想な事になりそうだ、気がついたらマリーは盗賊に馬乗りで殴り続けている

 「誰が馬鹿だって?さっさと宝の隠し場所言いなさい、言わないとわかるわよね?」

 盗賊は1分もかからずに根を上げた

 「クロコ、今日は大量よ」

 「これで当分は金に困る事はなさそうだな」

 次の町で捕縛した盗賊を引き渡し報奨金を頂き更に懐は暖かくなる

 「此処から先は寒くなるから野営は出来るだけ避けて行きたい、お金は今日の収入だけでも大丈夫だろう」

 「この大陸は獣が多いから狩りさえしていれば大丈夫、時々盗賊さんが襲って来てくれれば贅沢出来るわ、そうだ!私が冒険者の格好をやめて町娘の格好をすれば盗賊さんも襲って来やすくならない?」

 「冒険者二人より襲いやすいかもな」

 「クロコ見て見て、クロコが最初に買ってくれた服ちょっとだけ丈が短いけどどう?」

 「お前あの時着なかったよなぁ」

 「え!私の事ちゃんと覚えてくれて嬉しい」[前向きな考え方で羨ましい、しかしマリーはスタイルいいなぁ、胸さえもっとあれば完璧なんだけど、、、]

 「クロコ今何考えてる?」

 「とても服が似合ってる」

 「嬉しい」

 「俺も服装を変えれば、商人の移動に見えるな」

 偶然なのかも知れないが翌日も盗賊が現れた

 「こんにちは♪盗賊さん」

 「おい頭の狂った女がいるぜ、でもいい女じゃないか、俺達と遊ぼうぜ」[あいつら終わったな]

 契約獣達は合掌している

 「遊んであげるわ!誰の頭が狂っているって?言ってみろ、ほら早くしろ!」

 今日もキレのある良いパンチが盗賊の顔に入る

 「マリー聞くのは宝の場所だぞ〜」

 「はい」

 俺には可愛らしい声で返事をしてくれる

 「クロコ今回もいっぱいよ」

 盗賊は金のなる木、大歓迎だ

 俺達は北の街キシスに到着した

体力 36690k

魔力 50070k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー

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