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47、マリー

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 俺達の旅にマリーが加わり再開される


 「こうやって旅するの久しぶりですね」

 「マリー、少し離れてくれるか」

 マリーは乱丸の手綱を握る俺の横に座り密着して服を掴んでいる

 「折角一緒に旅しているのに冷たい、、、」

 「お前いつからそんなキャラになったんだ?」

 「えっ?何にも変わってませんよ」

 「獣が近づいて来た、狩って来るからその手を放せ」

 「獣ならアクア達が、、、ほら」

 あいつら最近、獣も盗賊も狩らなくなっていたのに、、、狩った獲物は俺がアイテムボックスに収納出来る距離まで運んで来る、これが本来のかたちだが

 「アクアちゃん、乱丸ちゃん、緋炎ちゃん、皆んなお利口さんねぇ」

 マリーの声に手を挙げ答える3人、、、、まったく誰の契約獣だ

 そのうちマリーも飽きるだろう、と思いながら過ごす


 「今日はこの辺で野営だな」

 「私が料理しま〜す」

 鼻歌混じりで調理するマリー、良い手つきだ

 「出来ました〜」

 見栄えの良い料理が卓上に並ぶ

 「上手くなったな」

 「シーラさんに習いました、花嫁修行として」

 「旨い」[不味かったら追い返そうかと思っていたが普通に旨い]

 どうしよう追い返す理由が思いつかない

 就寝時も俺の服を掴んだままだ、はぁ〜疲れる

 目覚めも変わった、今までは乱丸の〈ボディプレス目覚まし〉だったが、マリーが優しく声をかけてくれる、これは助かる


 旅は順調に進み王都コテムに到着する、マリーは相変わらずで、トイレ以外は何処にでもついて来る

 「マリー、風呂はゆっくり入りたいのだが」

 「私がお背中を流しますから、そのあとゆっくりしてください、昔はいつも一緒に入っていたじゃないですか」

 「あの時はマリーも八歳だっただろ」

 「歳なんて関係ないですよ、そして私は十二歳まで一緒でした」

 他の弟子達が別々に風呂に入っているのにマリーはいつまでも一緒だったな〜

 とにかく何処にでも付いてくる

 「いつまで付いてくるつもりだ?」

 「ずっとです、デリアの騒動が解決した時も、冒険者登録に行ったあとも、クロコは突然居なくなってた、もう嫌なんです、だから付いて行ける限り何処でも私は行きます」

 「そっかぁ〜」


 俺は別にマリーが嫌いな訳ではない、客観的に見ればとても綺麗だと思うが、元弟子だし今まで女として見てなかった、当分好きにさせよう


 「マリー街中で腕を組むのはなんとかならないか?」

 「無理ですね、周りの人達が新婚さんみたいに扱ってくれるのが嬉しいから」

 満面の笑みで答えるマリー

 俺の休息は暫くなさそうだ


 旅は続き東へ、ミナスの街を目指す

 

 マリーは俺が居なくならないと察したのか、獣・盗賊と積極的に戦う、特に盗賊相手はアジトの場所を吐かせ溜め込んだ宝を奪って俺に上納するように渡す、貢がれているみたいで嫌なんだけど

 「マリー相変わらず滅茶苦茶な戦い方だな」

 「クロコと同じよ、オクタロッドって魔法の杖で殴って戦ってますよね」

 「そうだな、すまん」


 此処から先のボリア大陸一周の旅は盗賊狩りで資金を得ながら、観光旅行感覚で無事に終わった

体力 35950k

魔力 47210k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー


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