38、ガボンゴ王国
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
俺は国王ガゼールからの連絡で急遽ニルゲラへ戻った
ニルゲラ王国、王宮応接間
「ガゼール、何があった、弟子って誰だ」
「落ち着けクロコ、まず厄介事の渦中に居るのはアイオロスだ」
「アイオロス?一番頭の良かったあいつが?」
「他の三人には私から連絡している、もう着くはずだ少し待て」
「もうすぐ?マリーは国内だが、エマとジェニファーはオリガ王国だぞ」
と言っていたら二人が到着した、魔力飛行機を二人乗りし二人分の魔力で速度を上げてきた、風魔法が使える二人だから出来た方法だ、マリーもその後直ぐに到着し1時間もせず全員揃う
「この国の南に隣接するガボンゴ王国、治安が悪く内戦状態だ、独裁国家政治に異を唱えた住民と政府の内乱、今その反政府組織の一員となっているようだが、理由等まだ調査中だ」
「今何処に居るか分かっているのか?」
「動いてなければ、王都の冒険者ギルドだ」
「地図を貸してもらえるか?」
「師匠どうするんですか?」
「行って直接話すのが一番だろ、俺達が大陸を一周した時も治安が悪いから海岸を通っただけの国、何処から入るか、、、まず一人で行って来る」
「私達も行きます」
「一人じゃないと無理なんだ、インビジブルを使う、着いたら一度戻る安心しろ」
俺はインビジブルで姿を隠し転移を連発してガボンゴ王国、王都ガレゴ冒険者ギルド前に来る、転移で一度ニルゲラに戻り、今度はブラッククロスのメンバーを連れガレゴ冒険者ギルドに入る
多くの怪我人の中アイオロスがヒールで治療しているのが見えた
「アイオロス、お前何で此処に居るんだ?ヨハネじゃないのか?」
「師匠、何故此処に?」
「俺が聞いているんだ」
「此処は俺のパーティーメンバー、デリオン、こいつの故郷だからです」
デリオンが会釈する
「で何故この騒動の中にいる?」
「・・・」
「それは私から説明しよう、此処のギルマス、マーブルだ」
「俺はクロコだ」
「此処ガボンゴ王国は王様の独裁国家、民は家畜のような扱いを受けている、王と周りの貴族の支配は邪智暴虐、民が異を唱え小競り合いになった際運の悪い事に、最も悪名高い貴族のブレイズを負傷させた、その怒りが此方に向かい、普段から不満を抱えている民衆と対立する形になった、ブレイズは怪我をさせた者の差し出しを要求し、此方は拒否している」
「小競り合いの時、怪我させたのは?」
「それは自分です」
デリオンが立ち上がり此方に来て頭を下げる
「自分の首でこの騒動が治まるのなら、この命」
「そうか、覚悟は出来ていると、ならその命有効に使わせてもらおう、今の言葉に偽りはないな」
俺は剣を抜きデリオンに向ける、部屋に緊張がはしる
「師匠、、、」
アイオロスがデリオンの前に立ち剣に手をかける
「アイオロス、何をしている、、、それ以上動くなよ」
リングスの糸を首元まで伸ばしている
「、、、すみません」身体の力を抜くアイオロス
「自分はどうしたら、、、」
デリオンが声を震わせる
「命を懸け故郷に尽くせ、国王になれ!」
「国王?自分が、、、」
「心配するな、現政権は俺達【ブラッククロス】がぶっ壊す」
体力 24810k
魔力 37690k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




