30、襲撃
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
俺達は竣工式典に参加せず旅を再開させた
「乱丸、西へ向かってくれ」「ワォン」
「乱丸頼んだぞ〜」乱丸の頭を撫でると、尻尾を振って喜ぶ
「クロコ何処行くにゃ?」
「ドルドだ、ブラッククロス最初の仕事、こいつらに見せておきたい、復興の状況もゆっくり確認したいしな」
以前通った同じ道も四人増えれば違って見える、弟子達は子供、騒々しくゆっくり出来ない、、、
冒険者ギルドで俺とギルマスが話す
「やあギレル、魔鉱石の件助かったよ」
「あれ位何でもない」
その横でマリーがティアラに
「あの石像は誰が作った?」
マリーは机を強く叩き、鬼の形相だ
「あれは、、、ギルマスの案で、、、」
マリーの気迫に怯える声で話すティアラ
「お前か、師匠を馬鹿にした像を建てたのは?」
喧嘩腰でギレルに話しかけるマリー
「どうしたマリー」
俺がマリーに声をかけると姿を消すギレル
「前の広場の石像が師匠が大工に、、、くっそ!」
その後俺達の滞在中ギレルは現れなかった[マリーはフリージア副団長に似てきたな]
町の復興は順調で人も多く賑わいのある町になっていた、俺達は自分達が通って来た同じ道を弟子達に経緯を話しながら進んだ、マリーと出会ったラクーネ、転移魔法を覚えたクワッカ、アイオロスと出会ったヨハネ、ニルゲラは王に会わせる顔が無いのでムーブで通過し、小島を斬ったピケ、双子姉妹と出会ったクロット、闘技場で暴れたロレアルと歩みを進め、旅を中断した場所に戻った
「さて、此処から闘技場に戻るか、先に進むか、お前達はどうしたい?」
「俺は先に行きたい、此処に居ても師匠に挑戦する人が沢山現れて全部勝利して覇者になるのを見るだけになりそうだから」
「私達も変な輩に絡まれるのは嫌だから」
「私は師匠に付いて行くだけ」
「全員先に行くって事で今日は此処に泊まる、疲れを取って出発する為だ、今夜は呑んで食って楽しむぞ」
「私の意見は聞かれて無いにゃ」
翌日、ロレアルを発つブラッククロスだが、クロコは二日酔い
「クロコ大丈夫かにゃ?」
「、、、気持ち悪い、、、あゝ、頭痛い」
「乱丸ちゃん、ゆっくり走ってね、師匠大丈夫ですか?」俺を気遣うマリー其処に一本の矢が
「危ない!」俺はマリーを引き寄せ矢を躱す
「乱丸ちゃん、引き返して」ジェニファーが判断よく馬車を街へ戻す
無事に街には着いたが、今からどうする
コウ•クロスが見えているステータス
体力 10580k
魔力 19540k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ
特・複写、最適化、リングス




