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29、黒子

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 俺は闘技場で悪質な輩に絡まれ撃退した、その闘技場で新たにやりたい事を見つける


 「皆んな、すまんニルゲラに帰る」

 「クロコどうしたにゃ?」

 「やりたい事が出来た、お前達はどうする?」

 「私達はクロコの弟子だから、弟子である間は付いて行く、命令は絶対遵守クロコが行けと言えば私は其処に行く、皆んなも同じだよね」全員が頷く


 「ムーブ」俺達はニルゲラに戻った

 「クロコ戻ってきたか、お前の事だ何かあっての事だろ」

 「あゝ、ちょっと造りたいものがあって、魔石が荷馬車三台分欲しい」

 「それは凄い量だな、お前が言うのなら何も聞かずに揃えよう」

 「感謝する、それとクロスの森を弄らせてくれ」

 「元々お前が造った公園だろ、好きにしろ、労働力も使っていいぞ」

 俺はまず弟子達にこの【クロスの森平和公園】の成り立ちを説明した、そして此処に作る物の設計図を皆んなに見せた大きさは300m×300m×深さ10mの巨大な面積を工事する


 早速翌日から工事を開始する、穴掘りは土魔法で行う、掘った後研究者に協力してもらって、魔法陣の線を引いてもらう、魔石を線に沿って並べる、要となる所に魔鉱石を配置する、魔鉱石はドルドのギルマスから格安で譲ってもらった、動作確認をして土で埋め戻す、埋め戻す作業は魔石、魔鉱石に影響が出ないように手作業で慎重に行う1m埋めて土を圧縮してまた魔法陣の線引きこれを三層作るこれで設備は完成、更に余った土は魔法で固めて石の棒にする直径100mの円になるよう等間隔に石柱を立て、立てた石柱と石柱を結ぶように横向きに石柱を乗せる、残りの土で一辺2mのキューブを作り300m×300mで工事した四角に配置すると完成だ

 「皆んな半年間ありがとう、思い通りのものが出来たよ」

 「師匠、何を造ったんですか?」

 「それは王様を呼んで説明しよう」


 「クロコ一体何が出来たんだ?」

 「聖女の魔法、自動発動装置!この地面の下には聖女の魔法と同じ魔法陣が魔石で造られている、その核となる所に魔鉱石を配置して動力源にしている、サンクチュアリーサークル、ピュリフィケーション、ブレッシング、三つの魔法陣が重ねて作られ微弱な力だが半永久的に作動する仕組みだ」

 「上の石のモニュメントは?」

 「装置としての意味はない、この場所、いつかは誰も訪れなくなるかもしれない、いつかは魔法の装置の事が忘れられるかもしれない、そんな時、意味不明だけど何か理由があると思わせれば掘り返して壊したりしない、少しでも永く作動する可能性を高めるためのモニュメントだ」[勿論ストーンヘンジのパクリ]

 「是れは世話になった王への感謝の証だ、受け取ってくれ!」

 「大きすぎて受け取れないな、、、、ありがとう、、、」

 「昔誰かが、『聖女の魔法が解明されたら、異世界に迷惑かけなくて済む』と言ってたなぁ〜、そいつの願い、叶ったかなぁ〜」

 「あゝ叶っているよ」


 後日竣工記念式典が行われ、そこで魔獣氾濫収束宣言をする事になった

 俺は工事で疲れ寝て過ごす日々が続いている、弟子達は騎士団で稽古をつけてもらう日々を送っている


 「クロコ起きるにゃ!今日は式典にゃ!着替えるにゃ!」

 そっかそう言えば

 「式典は絶対出席だからな」って王様言ってたなぁ〜

 式典まであと1時間かぁ、弟子達はもう行ってお祭り騒ぎを楽しんでるかなぁ〜

 

 竣工式典会場

 「長期にわたる魔獣との戦いはこの装置の完成により、魔獣を弱体化し、脅威であった氾濫は、聖女様の、、、(省略)、、、ここに魔獣氾濫の収束を宣言する」王様が演説を終え席に着く

 「聖女様万歳!」のシュプレヒコールが続いている

 「演説お疲れ様です、クロコさんは来なかったですね」

 「そうだな、はぁ〜、実は1時間前に」


 「クロコ何処に行くんだ、今日は式典だぞ」

 「ガゼールか、俺そう言うの苦手だから」

 「どうしても行くのか?」

 「あゝすまん、俺はクロコだから」

 「何言っているんだ?」

 「俺の名前クロコは、俺のいた世界で【黒子】って書くんだ、聖女さんに言ってくれ、俺はクロコだから手柄は聖女様の物だって、黒子の意味は聖女さんに後から聞いてくれ、それと弟子達には、、、」

 「弟子達なら後ろにいるぞ」

 「師匠何一人で行こうとしてるの、12歳までは面倒みるって言ったでしょ、それにシーラまで馬車に乗ってる、師匠はわかりやすいからね」

 「クロコ行くにゃ」

 「ガゼールそう言う事だ、すまんが行かせてもらう、またな!」


 「と言うのがあった、黒子って何だ」

 「黒子、見えない人、裏方さんって意味よ、いいのかしら、こんな大きな手柄、私がもらって」

 「いいんじゃないか、あいつが言ったんだから」


 「師匠何で急にあれを造ろうと思った?」

 「闘技場の仕組みだ、あの大きな観客席と会場の間に魔法と物理の防壁、身代わりの人形、何人の魔術師が必要か?でも居なかった、つまり魔法を状態的に発動させる装置があるだろうと考えてたら、思いついた」

 「クロコ以外そんな事考えないにゃ」

 「流石師匠だな〜」

 「そんな事はどうでもいい、旅を楽しむぞ!」

 「はい」

コウ•クロスが見えているステータス

体力 10560k

魔力 19520k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ

特・複写、最適化、リングス

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