21、ヨハネの町
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
深緑の町ヨハネ、クワッカから何事もなく順調に到着した
此処は癒やしを求め観光客が集まる温泉地、今回はロッジではなく契約獣可の旅館に宿泊する事にした
「噂に聞いていたが本当に日本の温泉地みたいだ」
「クロコ、ニホンってなんにゃ?」
「俺の故郷、遠い所にある国だ」[此処はずっと昔に召喚された人が作った町だろう]
「クロコ、ラムネってなんにゃ?」
「ラムネがあるのか、これは美味しい飲み物だ、こうやって瓶の上を押すと中に玉が落ちる、瓶の中の出っ張りで玉が転がらないようにして飲む、、、美味い、皆んなも飲んでみろ」
「シュワシュワして甘くて美味しい、初めて飲んだ」
「そうだろマリー、美味いだろう、たこ焼き、焼きそばもあるぞ〜」
久しぶりに日本に帰ったような楽しい時を過ごした、その帰り道で
「お前はこの町から出て行け、親なし〜、ゴミ、、、etc」
子供の喧嘩?イジメ?1対3の状況で子供が言い合いをしている、放ったらかして宿に帰ろうとする俺を止めてキュィキュィ鳴くアクア、以前アクアが鳴いて路地裏でマリーを見つけたなぁ
「アクア止めてこいってことか?」キュィキュィと返事をする、しょうがない行くか
「君達何をやっているんだ」と声をかけると3人が逃げて行った
「余計なことを、さっさと何処かに行けよ」
「俺はそれでも良いが、こいつがねぇ」
「スライムがどうしたんだよ」
「君を助けろと言うんだよ」[さっき逃げた3人とは違い薄汚れた服、アクアは捨て子を見分けるのか?鑑定で見ても普通だし、アクアは何を見ているのか?]
「スライムがそんな事言うか、俺に構うな!」
「その子はね、アクアって言って、とても賢いスライムさんなの、倒れていた私を救ってくれた恩人なの、この人達は家族を失った私と一緒に居てくれて、今馬車に乗って旅してる、貴方は昔の私」普段口数の少ないマリーが一生懸命に話しをしている
「君は帰る場所はあるのかな?送って行くよ」
「帰る場所は無い、そんな子供他にもいる」
「しょうがない連れて行くか」
「あんた旅してるんだろ、俺は宿には入れない」
宿と交渉すると言ったが拒否され馬車で寝てもらう事にした、馬車に食べ物と飲み物を届けた
「俺はクロコ、君は?」
「アイオロス」
「アイオロス君が逃げないようにアクアを置いて行くから、絶対逃げようとするなよ痛い目に合うからな」
翌朝アイオロスの顔が腫れあがっていた
「アクアは強いだろ、ヒール」アイオロスの顔の腫れがひく
「今何した?」
「癒やしの魔法よ、クロコは凄いんだから」マリーが自慢気に言う
「何でお前が自慢してるんだ」
「皆んな乗れ出発するぞ」
コウ•クロスが見えているステータス
体力 9620k
魔力 16480k
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ
特・複写、最適化、リングス




