表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/193

17、最北の地へ

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 俺はラクーネで子供を保護し旅に同行させる事にした、次の行き先はムリカリ王国の観光都市クワッカ


 ラクーネのロッジを出た馬車で

 「マリー屋根の上は気持ちいいぞ来ないか?」無言で付いて来るマリー

 「君歳は幾つだ?」黙って落ち込んだ顔で下を向いている、少し時間が経って8歳と答えが返って来た

 俺は魔力操作の練習をしながら少し時間をおいた

 「マリー聞くだけでいい、俺達は旅の冒険者だ行き先も決まっていない、行きたいところに行って好きに過ごす、君はそれに付いて来ても、去って行ってもいい、自分で考えて自分で決めるんだ、時間は沢山ある」と言って俺は横になった


 クワッカへの道のりは長く険しい、時折ステーキ肉になる獣が襲って来る、ドルドで入手したヘルデナイフの試し斬りに丁度良い、普通に振っても魔法付与された効果でよく切れる魔力を込めれば刀身が伸び剣の長さで使える、指輪から伸びる糸魔法これがリングスの様だが、まだ練習不足で斬れ味はイマイチだ

 獣を狩りながら進む俺達の前に、1台の馬車を取り囲む強面の男達、ファンタジー世界で定番の盗賊シーン、此処で盗賊を倒して馬車の扉を開けると美少女が出てくる、、、出てくるはずだったが出て来たのは老夫婦だった、世の中は思い通りに行かない、この世界も同じだ、お礼にお金を貰い次の村まで同行した

 この道は盗賊が多い俺達の馬車を襲う馬鹿もいる、乱丸の姿が見えないのだろうか?盗賊はギルドに引き渡せば金になる、有名な賞金首なら大金を手にする事になる、俺達には危険な道はお金が降って来る様なものだ


 クワッカまで半分くらい来た頃マリーの表情が少し変わった、俺達の戦いを一生懸命に見ているので木剣を渡すと素振りをする様になった、食事の準備をしているシーラの手伝いもしている、生きる術を考えているようだ


 旅は順調に進みクワッカまで後1日程度のところまで来た、森が開け海が見える素晴らしい景色だ、マリーもこの景色を見て目を輝かせている、シーラとも話をするよになった

 景色の良い川の傍に馬車を停め野営をする

 「今日は私が作りました」とマリーが言う、これはマズイと言って噴き出す場面か、上手いと言って称賛する場面か考えながら一口、、、、、味がしない

 「俺達戦闘で疲れてるから濃い味じゃないと、、、塩くれる」微妙な結果になった

 「不味いって言われなくてよかった」なんとなくマリーが俺に気を遣っている気がした

 翌朝もマリーが食事の準備をした、俺の前に塩が置かれていた


 朝食を終え出発する、その日の午後クワッカに到着した

コウ•クロスが見えているステータス

体力 9570k

魔力 15200k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス

特・複写、最適化、リングス

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ