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143/193

143、青魔族 3

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 北半球で青魔族との初戦に勝利してアルバ大陸へ殲滅に向かう

 アルバ大陸へは〈聖龍〉〈ブラッククロス〉〈炎帝〉〈聖帝〉の4パーティーで向かった、〈炎帝〉のレン、〈聖帝〉のローズは明らかに他のメンバーとは違う強さに見えるがパーティーとしては〈聖龍〉に劣るように見える

 エルサ大陸から東へ向かいアルバ大陸を目指しているが、比較的に短い航路とは言え3日かかる

 「まだ港は墜ちてないが3日持つか分からない、俺達が飛行して先行する」

 「全員飛行出来るのはお前達だけだからな、港の先には行くなよ」(オルガ)

 「ちゃんと待っているさ、オルガお前1人でいいなら俺のクロエイに乗せて行けるが」

 「それなら俺が行こう、〈聖龍〉はボス討伐の重要戦力だ雑魚倒しなら俺の能力が役に立つ」(レン)

 「もう1人大丈夫なら私も行きたいわ」(ローズ)

 「レイナなら大丈夫な筈だ」

 ブラッククロスに〈炎帝〉レンと〈聖帝〉ローズを加えて港へ先行する


 上空から港を見るが被害は確認できない

 「クロコ少し北に飛んでくれ」(レン)

 「分かった」

 港から少し離れた入江に桟橋がある

 「魔族の使っている物だな隠れている奴もいる、俺は飛び降りて桟橋を壊した後港に行くお前達は先に港に行け」(レン)

 此処でローズも一緒に飛び降りた、俺達は港へ向かう


 先に到着した俺達はギルドへ行き状況を確認する、どこまで正確か不安はあるが此方の偵察隊の情報では魔族は大陸の中央より少し北にある山の中腹に城を作っている、側には大きな怪物がいるらしい、おそらく魔族も偵察する者がいて此方を何処からか見ている、時折魔族の遠距離攻撃が町を襲ってくる、精神的に疲弊させるためと思われる

 ギルドで話しを聞いた後町の状況を確かめているとレンとローズが現れた、桟橋と船と数人の魔族を倒してきたらしい

 「早かったな」

 「スピードは俺の自慢の1つ、そしてもう1つがサーチだ」(レン)

 自慢げにそして意味ありげな言い方をして話す 

 「俺のサーチには何も反応しないが何かあるのか?」

 「魔族が遠くで此方を見ている、2人だなクロコ付いて来れるか?」

 レンがいきなり森に走り出した、俺はそれを追いかける

 前方にサーチの反応が2つ、レンが左の魔族に向かって行くのを見て俺が右に行き魔族を倒す

 「早いなオルガ以来だ、俺に付いて来たのは」(レン)

 「俺は全力を出したなんて言ってない、まだ早いぜ」

 「噂通りだな、最強の魔術師クロコ、もう1つの2つ名も知っているぞ愛の伝道師クロコ」(レン)

 「2つ目は忘れてくれ」

 「今回俺達は雑魚掃除担当でいい、クロコお前が怪物を倒せ」(レン)

 「分かっているが俺じゃなくて俺達だ、他のメンバーもしっかり付いて来ている」

 「聖龍にブラッククロス俺達じゃ勝てそうに無いな、聖龍とトップを争うつもりだったが2番手も無理だ、世の中は広いな」(レン)

 「みんな早すぎよ、急に走らないでよ」(ローズ)

 「さあ戻るぞ」

 「えっー今追いついたのにー」(ローズ)

 

 全員でギルドに戻り交代で町の警備を行い船の到着を待つ

 2日後船が到着した、全員揃って作戦を話し合う

 「最初に聞いておくが、巨大な怪物簡単には斬れないと思うが有効な魔法を使える者はいるか?」

 「クロコお前エルサ大陸で怪物斬っただろ?何故そのような事を言う?」(レン)

 「山を斬った俺の剣でやっと斬れた感じだった、此処の怪物はもっと強力なんだろ?」

 「クロコが斬れない怪物ってどうやって倒すんだ?」(レン)

 「口の中に魔法を撃ち込むとかは?」(ローズ)

 「出来るなら有効だと思うが簡単に撃たせてくれるとは思えない、何か策はないかクロコ」(オルガ)

 「斬れる可能性があるとすれば目、目に剣を突き刺し大量の魔力を流して内部から爆発させると言うのは?以前ダンジョンで双頭龍を倒した事があるが鱗は硬く見えたが目は簡単に斬れた」

 「確かに目は皮膚より斬れそうだが、、、剣を突き刺し魔力で爆発させるなんて誰が出来るんだそんな事」(オルガ)

 「俺なら出来る」

 「爆発するのよ、双頭龍の時みたいに突き刺した剣に雷を落とすのはダメなの?」(レイナ)

 「比べ物にならない怪物だ効果が期待出来ない、俺の身体はマジックアーマーで守る、多分コレしかないだろう」

 全員が静まる

 「それで帰って来れるの?」(レイナ)

 「そのつもりだ、俺の作戦の成功確率を上げるために皆にお願いがある、俺に魔力を少しずつ流してくれないか?それで俺の魔力が向上する俺の特殊能力だ」

 「分かった協力しよう」(オルガ)

 俺は1人づつ両手を繋ぎ魔力をもらい魔力量を上げる、それぞれに色々な表情で俺を見ながら魔力を送る者の中には泣き出しそうな者もいた

 勿論複写出来る能力は全て頂いた


 明日出発前に再度会議を行い意見を述べると言う事で今日の会議が終わった


 翌朝皆が集まるが、1度集中攻撃する程度の何の根拠も説得力もない提案があった程度だった

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール、etc

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール、etc

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、etc

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット、etc

光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ、ノーザンライツ、ライト、ライトニングアロー、etc

闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー、etc

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話、オペレーター、etc

特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー、etc

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