128、闘技場(レイナ、ルミナ) 5
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
闘技場での試合に参加して1ヶ月俺とレイナは十分に満足して参加を控えている、ルミナは相変わらず参加したがっているが体調を考え週2回の参加にさせた、Cグループで無敗の成績ルミナはBグループにランクアップし闘技場ランキング200位になった
「ルミナおめでとう」
「ありがとうございます」(ルミナ)
「此処からの相手は今までと違って強くなる、相手はお前を研究してくる場合もある」
「はい、気をつけます、レイナとクロコさんは出場しないのですか?」(ルミナ)
「私は気が向いたらまた出場します」(レイナ)
「俺もそんな感じかな」
「2人共あと2、3勝でBグループなのに勿体ない」(ルミナ)
Bグループになると試合は週末のみ、Aグループの試合の前座の試合になる
「平日はどうするつもりだ?」
「平日は訓練をして過ごそうと思っています、クロコさんにお願いですが、、、」(ルミナ)
「武器のメンテナンスか?」
「そうですが、お願い出来ますか?」(ルミナ)
「大丈夫だがクロットに行かないと貸し工房がないから拠点を移すか?」
「はい、お願いします」(ルミナ)
レイナは拠点を移すとお店が減るので少し不満な顔をしているが、俺もスイーツショップに付き合わされるのは辛いので強引にクロットに移動した
俺が工房で武器のメンテをしている間ルミナは魔力を向上させるために瞑想をして魔力高める
訓練中に闘技場から試合の連絡がきた土曜日の試合相手は190位の剣士、おそらく魔剣士だろう、剣術だけで勝ち上がる者は少ない、もしいれば話題になっている筈だからだ
土曜日がきた、試合会場は平日より賑わっている、Cグループで無敗のルミナは注目されている
「クロコさん今日の相手は強いのですか?」(レイナ)
鑑定の能力を使わなくても分かる相手は強い
「今迄とは比べ物にならない、ルミナは少なくとも苦戦する、勝ち負けは五分五分だろう」
試合が始まった、相手は剣士だが剣を右手に持ち、左手はルミナに向け魔法を放っている、ルミナは距離をとり走りながら防戦するだけで何も出来ない
「ルミナの足が止まれれば負ける、ルミナの体力と相手の魔力切れとどっちが早いかだな、剣術勝負しなければルミナに勝機は無い」
「ルミナは反撃出来ない状況なのですか?ダメージを受けて無いように見えますが」(ルミナ)
「多少の怪我を覚悟していれば出来る、此処は闘技場、身代わりの人形で守られている、恐怖心を乗り越えられるか?本人は分かっている筈だ」
剣士から一定の距離を取り防御しているルミナが方向を変え相手に向かって行く、相手の攻撃は防ぎきれず身体が傷つくが更に向かって行きルミナの剣が相手に届く、しかし相手の剣もルミナに刺さる
「相打ち、、、ですか?」(レイナ)
「記録上はな、実戦なら死んでいる、ルミナのところに行くぞ」
選手控室
「ルミナ、大丈夫か?」
「はい大丈夫です、すみません勝てませんでした」(ルミナ)
「相打ちは上位者の勝利、勝者は3ヶ月、敗者は次の試合申し込み猶予期間が6ヶ月ある、実際には直ぐに申し込んでも試合が組まれるまで1ヶ月程度かかる事が多い、7ヶ月くらい訓練出来るが、闘技場を去るか?訓練して再挑戦するか?考えろ、とりあえず今日は帰るぞ」
クロットに戻り静かな夜を過ごした
体力 測定不能
魔力 測定不能
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ、ノーザンライツ、ライト、ライトニングアロー
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話、オペレーター
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




