124、闘技場(レイナ、ルミナ) 1
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
冒険者スレイヤーの一件以来俺達【ブラッククロス】の名が多少有名になった
俺達が望んでいない事が多くなる、Bランクパーティーが有名になると、実力は有るが無名のAランクパーティーは面白くない、手合わせの希望が後を絶たない
俺達は戦闘狂ではないので断っているが、面倒でしょうがない
思いついたのが闘技場、闘技場なら金の為に戦うと割り切れる、昔と同じなら身代わりの人形で死ぬ事は無いし、大勢の観客の前で無様な姿を見せる可能性を考え、諦める者もいるだろう
「闘技場に行けばこの鬱陶しい手合わせの申し込みは試合になる、試合に勝てば金になる、今よりマシだがどうする?」
「私は行って戦ってみたい、この新しい装備試すのに良い場所ですから」(ルミナ)
ルミナは対人戦向き、、、と言うよりタイマン向き、だらか試したいのは当たり前か
「私は個人戦向きでは無いからどちらでも、、、」(レイナ)
レイナは回復術師だから戦いは向いてない、団体戦の機会があれば、、、
「とりあえず行くか〜」
オリガ王国王都ロレアル
「ルミナ今日は見学だぞー」
「はい、分かってまーす、、、」(ルミナ)
残念そうに返事するルミナ
俺はルールの確認、レイナとルミナは会場で見学?観戦?だがあの2人を残すともしかしたら、、、
ルールは剣術・体術部門と制限無し部門の2部門これは昔と同じ、テイマーは契約獣1体を連れて戦う事が出来る、勝敗はテイマーが倒れたら契約獣が無傷でも負け、団体戦は最大6人で全ての人がテイマーなら6人と契約獣6体で6人として参加可能か、、、普通はテイマーは戦い下手が多いからな、俺とレイナは有利だな、身代わりの人形料は小銀貨1枚で以前と同じ契約獣も同じ小銀貨1枚で身代わりの人形が使える、その他のルールは、、、etc
俺がルールの確認をして席に戻ると予想通りにレイナとルミナが男達に声をかけられている
「ルミナ、レイナ、モテているなー」
「クロコさん冗談言ってないで、何とかして下さい」(レイナ)
レイナが嫌そうに言うが、ルミナは怒りに満ちた顔をしている、クロコの名前を聞いて引き下がる者もいるが
「2人は俺の連れだから退いてくれるかな〜?」
「お前がこの娘の男か?」(モブ男)
「面倒くさいなぁ〜[ノーザンライツ]これで静かになった」
俺達3人を光のカーテンで囲う、周りで男達が何か言っているが全く分からない
「2人共勉強になっているか?」
「すいません、周りが煩かったので、、、」(レイナ)
「上位選手が出場するのは週末だけだ今日は会場の大きさや雰囲気が分かれば大丈夫だ、ルミナは出場したいのか?」
「はい、出場したいです」(ルミナ)
「レイナはどうする?ギンと一緒に出場出来るし、団体戦も有る」
「ギンと一緒なら出場します」(レイナ)
「それじゃあ受付して帰りたいが、お前達のファンが邪魔だなぁ〜[ダークバインド]これで通れるな」
地面から生えた手が道を開け、俺達は楽々と歩いて行く
受付を済ませ宿に戻る、今回は個人戦だけを申し込んだ、3人共宿に到着する前にギルドカードに翌日の対戦連絡がきた、食事を済ませ風呂に浸かる、対戦連絡には相手の名前と時間が書かれているが、誰だかわからない
「おそらく明日の対戦相手はDランク戦で何度も勝利した者か、対戦経験の少ないCランク、2人共問題ないと思うがどの武器を使うか決めて戦いをイメージしておけよ」
「下のランクの方と戦うのですか?」(ルミナ)
「俺達は此処では新人だからな、相手は人との戦いに慣れた者かもしれない、気を抜くな」
「分かりました」(ルミナ)
俺達は明日に備え早めに就寝した
体力 測定不能
魔力 測定不能
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ、ノーザンライツ、ライト、ライトニングアロー
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話、オペレーター
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




