118、ダンジョンを目指す
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
竜人の件で討伐参加のタイミングを逃した俺達は、新たな旅に出た
レイナとルミナは強く成長した、おそらく今俺達はこの大陸で上位のパーティー、強くなったせいか俺の好みで避けていたダンジョンに行って見ようかと言う気分になった、大陸の南に並ぶ四つの国シュティ王国、エルタンディッシュ国、オルバ王国、ディーバ王国は国土は狭いが各国にダンジョンがあり、そこから生み出される魔石等の収入で財政が潤っている、探索好きな冒険者が多く集まる地域だ
前衛のルミナが強く成り、狭い場所でも戦い易くなった今こそ行く時期だと思った
シュティ王国を目指して馬車を走らせる、以前苦戦した猿の出没場所に来たが最初の1匹をルミナが斬り倒したら襲って来なくなった、此方の強さを感じ取っての行動、野生の感覚なんだろう、順調にスタリオを通過しシュティ王国王都ブカラに到着した
街は探索の冒険者で賑わっている、獣を倒し素材を集め儲けた者、魔石を見つけ儲けた者がいる、その裏には大怪我をした者もいる
「レイナ今回は、治療所は無しでダンジョンに行くぞ!」
と言ってみたがギルドに行くとギルマスに呼ばれ他のギルドで行なっていた治療活動を依頼された、断る事も出来ず1週間限定で治療をする事になった
「しかっし思ったより怪我人多いな〜何かあったのか?」
治療をしながら情報収集も行う
「ダンジョンの最深部と思われる場所に魔獣化した大きなサラマンダーがいる、あいつを倒して後ろに見える魔鉱石を取ろうとしているが皆このザマさ、そこまで行きつかない者の方が多い」(モブ冒険者)
「ダンジョンの最深部まで時間は?」
「俺達は3日かかった、たぶん早い方だ」(モブ冒険者)
「治療が終わったらまた潜るのか?」
「俺達では無理そうだ、諦めて地上で獣狩りをするよ」(モブ冒険者)
「パーティーはどのくらいのランクなんだ?」
「Bランク、俺ともう一人がBランクでCランクが3人の5人パーティーだ」(モブ冒険者)
「それでも歯が立たないか〜情報ありがとう、ポーションをサービスするよ」
複数の者から聞いた情報を考えて、俺達なら最深部までは到着出来るのは間違いない、サラマンダーはかなり大型化しているが強さは不明って事だ、最深部まではおそらく3日程度往復で6日トラップは解除済みと言っていたが全ての場所を踏破した訳では無いだろう、主な敵はゴブリンで物理攻撃だけでなく魔術を使う個体もいる
俺とレイナが治療をしている間に食料等の買い出しはルミナが終わらせた
「ダンジョンに潜ればルミナが1番の戦力になる、期待してるぞ」
「お2人に私の成長を見せる機会が出来て楽しみです」(ルミナ)
これほど気合いの入ったルミナは初めて見た
1週間の治療活動が終わり俺達はダンジョンの最深部を目指す
体力 測定不能
魔力 測定不能
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ、ノーザンライツ、ライト
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




