114、レイナBランクになる
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
新加入のルミナの装備を整え戦力を更に向上させる
レイナのBランク試験３日前、普段通りの基礎訓練を行った後ロレアルのギルドへ行く、1番欲しいのは盗賊の出没情報だが何もない、討伐系の依頼はゴブリンばかりだ、ゴブリンは食肉にならないし、専門で狩る者がいるから遠慮している、何も無く帰ろうとした時思い出した
「ルミナCランク試験は随時受付だぞ、受けてみないか？」
「まだ早いと思っていたので、、、落ちたらペナルティとかは無いのですか？」(ルミナ)
「試験料が無くなるだけだ、問題無いだろ」
早速受付を済ませて試験を受ける、新しい装備を試す好機でもある
開始の合図と同時に相手が迫って来た、盾を使い攻撃を躱すが相手は直ぐにさがり距離をとる、此方には攻撃の好機が無い、ルミナの動きは早いが相手も早い、チーム戦なら役割を果たしているが個人戦では相手に自身で攻撃を与えなければならないが今の動きでは無理だろう、１つ気になったのが剣だ、何故重たそうな太い剣を使うのか？一撃必殺みたいなのを狙っている？時間が進むがルミナは攻撃する事無く体力を削られる展開で終了した
「すみません、勝てませんでした」(ルミナ)
「謝る必要は無いだろう、それよりその剣使い難くないのか？何か理由があるのか？」
「父から貰った物を使っているだけです、使い難いと思った事もないです」(ルミナ)
「俺のストックだが握ってみろ」
「軽いんですね、他の人の剣とか気にならなかったので、、、」(ルミナ)
「ルミナのマジックバックは容量が少ないのでは？容量が大きければ武器や防具色々とストック出来る、状況に合わせて武器、防具を変更して戦う方が効率的だと思うが、使い慣れないモノは駄目だと言う人もいる、ルミナはどっちなんだ？」
「どっちと言うか選択肢がないです、まず私のバックは安物で容量は少ないですね、武器をストックとかは容量的にも金銭的にも考えられません」(ルミナ)
「その剣とバックも貰い物だがある程度入る物があるから当分これを使ってくれ」
「すいません先日から何から何まで」(ルミナ)
「気にするな、1カ月後に試験を受ける、その時は合格しろ」
「はい、頑張ります」(ルミナ)
３日後レイナのBランク試験、今回は受験者同士の対戦と試験官の審査、場合によっては2回戦がある
「クロコさん行ってきます、終わったら分かってますよね？」(レイナ)
「合格してからの話だろ、出来れば別にして欲しいが、、、そうはいかないのだろう」
「私が落ちるとでも？必ず合格します」(レイナ)
テイマーであるレイナはギンと2人絶対有利だ、普通のテイマーは契約獣に戦いを任せてテイマー本人は防御だけなのだろうが、俺が育てればレイナは優秀なアーチャーでテイマー、開始と同時にレイナが風魔法を纏わせた矢を放つ、相手はなんとか避けたが風の威力は多少受けている、畳みかけるようにギンがダークサンダーで攻撃、相手は逃げる事に必死になっている、レイナは武器を剣に持ち替え相手に詰め寄り横から首元に剣を向け終了、圧倒的な力の差を見せての勝利、対戦した受験者が可哀想な試験だった
試験が終わりレイナは無事Bランクになった
「いただきまーす」(レイナ)
机の上を埋め尽くすスイーツ
「クロコさん、この量は３人でも多いと思います」(ルミナ)
ルミナが不安そうに言う
「これ全部レイナの分だ、自分が食べるのは別に頼んでくれ、因みにこれもパーティーの必要経費だから」
「これ全部レイナ1人で、、、私は甘い物は一つで大丈夫な人ですから」(ルミナ)
「ルミナはCランク受かって食べたい物あるか？」
「私は肉が良いです、串焼き希望です」(ルミナ)
今回も全種類制覇して周りの人達を驚かせる食べっぷりだった
体力 測定不能
魔力 測定不能
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ、ノーザンライツ、ライト
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー
