110、ランクアップ
異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語
エルフの村でレイナの種族とカルシア大陸に来た経緯が分かった
俺はレイナは母親と暮らすと思っていたが付いて来ている
オリガ王国ロレアルに戻り、疲れをとるため風呂に入る
俺達は何故か風呂に浸かりながら話しをする事が多い、と言うか1人になる為も兼ねての入浴だがレイナはお構いなしに入ってくる、子供とはいえ女の子だから、、、
「レイナ、一流の回復術師になるにはレイナの場合、戦闘力・防御力の向上だが誰が見ても分かるかたちと言う事も考えるとランクアップだよな」
「ランクアップってどうするんですか?」
「戦闘試験を受けるのが普通かなぁ、俺は受けた事ないから試験の事は詳しくないが」
「クロコさんはどうやってランクアップしたのですか?」
「魔獣の氾濫を抑える時の戦いを評価されてだった」
「タイミングよく事件がないと駄目って事ですね、戦闘試験しかないって事になるのですか?」
「そうなるな」
「私は試験に受かる実力があるのでしょうか?」
「Cランクは大丈夫だ、だが目指すのはAランク」
「クロコさんのランクは?」
「レイナには話しておいた方がいいか、俺のランクはSSSでカードはBランクを使っている、Aランクの上のSより二つ上SSSは目立ち過ぎるから、国の許可を取ってもう一枚カードを作った」
「SSSってランクがあるのですね、どれだけ凄いかよく理解出来ませんが、クロコさんはとっても凄いって事でいいですね」
「俺のことはおいておいて、まずCランクの試験を受けてもらう」
次の日ギルドでランクアップの試験について尋ねてみるとCランクは随時受付していると言うのですぐに申し込む、テイマーは契約獣と一緒に受験出来ると言う、レイナ1人でも受かる強さに鍛えたつもりだったので試験は楽に終わった、Bランクは半年に1回の試験次回は4ヶ月後、申し込みをして宿に帰る
「クロコさんCランクになったお祝いに」
「分かった、いいぞ」
「まだ言ってないですけど」
「スイーツ食べたいんだろ」
「じゃあ遠慮なく」
何かある度にスイーツ食べたいと何度も言われたら誰でも覚える、しかし毎回食べる量には驚かせられる
俺は甘いものは苦手なんだけど、、、
宿に戻り二人で湯船に浸かる
「クロコさん、今日ギルドでメイさん達に会いました、パーティーに戻りたいって言ってましたけど、たぶん無理だと思うって言っておきました、私に頼む事でもないと思うし」
「正解だ」
俺はレイナの頭を撫でる
「彼女達、今はEランクとFランクらしいです、もう1人の人も新人冒険者になったみたいです」
「無理しなければ、生きて行けるはずだ、メイはもっと実力を付けて好きな事をするべきだった」
「私はクロコさんに拾われて幸せです」
「レイナ1つ聞き忘れていたのだが、レイナの種族はエルフの純血種になるのか?」
「そうです耳の短い人は村から出されてどの位の寿命か実際には分からないけど、母が先日1万年以上人生があるから、数百年は好きにしてきなさいって言ってました」
「レイナいつまで俺といるつもりだ?」
「最低数百年くらい?クロコさんも長寿でしょ」
俺は既に数百年生きているが、この先数百年と言われるとピントこない
「レイナには十年以内にAランク、一流と言われるようになって独り立ちと思っていたが」
「十年も百年もあっという間に過ぎるらしいですよ、私は百年くらいで一流になればって思ってます、そしたらクロコさんに楽させて恩返し出来るかと」
俺は十年以内にレイナを育てあげ、その後の生活を考えようと思っていたが、長寿の種族は時間の感覚が違うらしい、Aランクになるのが遠い先の話しに思えてきた
体力 測定不能
魔力 測定不能
火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー、ファイヤウォール
水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス、アイススピア、アイスウォール
土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア、
風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション、エアーバレット
光・ヒール、エリアヒール、オートヒール、キュア、エリアキュア、オートキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション、オートプロテクション、インビジブル、イカズチ
闇・ブラックホール、ダークフレイム、ダークバインド、ブラックサンダー
無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ、テイム、ペットハウス、ムーブ、サーチ、スキルテイカー、スキルブレイク、エンドゥ、リモートイメージ、ポイズン、ポイズンブレイク、念話
特・複写、最適化、リングス、マジックアーマー




