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11、死の樹海

異世界でチート能力を授かった男のありふれた物語

 いきなりSランク冒険者になった俺、実力が追いつくように騎士団で訓練に励む


 「コウ殿、今日も頑張っているな」

 「ガルガ団長、おはようございます、それから冒険者ギルドの件ありがとうございます」

 「お前にはウチの団員が助けられたからな、受けた恩は必ず返す、今日は俺が模擬戦の相手をしよう」

 「よろしくお願いします」

 1時間程模擬戦の相手と言うより個人指導をしてもらった

 「コウ殿魔法に比べるとまだまだだな、しかし最初会った時からはかなりの成長だ、俺が一流の騎士に鍛えるから覚悟して通え」[ほどほどに強くしてください]

 「はい、ありがとうございます」


 朝は毎日剣術騎士団で訓練に参加させて頂き、午後から職業訓練をしていたが、魔法研究者から声がかかった

 「コウ殿、お久しぶりでございます」

 「皆さんお元気そうで」[魔法の種類は解明したのに何の用だろ?]

 「今日は相談に乗って貰きたくお呼びしました」

 「相談?」

 「魔法の効果は確認済で、聖女様の放った魔法の効果が薄れてきたら新たに魔術師が死の樹海に魔法をかければ良いだけですが、効率良く続ける方法がないか考えております」

 「効率的で簡単に、、、続ける、、、質問ですが、魔法処理は魔術騎士団がされるのですか?」

 「いいえ、3つの魔法は攻撃魔法ではありませんので、その分野の得意な魔術師が行います」

 「そうですか〜危険も回避出来れば更に良いと言う事ですね」

 「はい、私ども日々魔法の研究をしておりますが、その運用方法など今まで考えた事が無くて、、、何か良きご助言を頂ければと思っております」

 「運用方法かぁ、、、死の樹海、、、!死の樹海って勝手に木を切ったりして良いの?いいなら作りたいものがあるけど」

 「私が許可するから大丈夫だよ」[相変わらずタイミングよく現れる人だ]

 「王様どうして此処に?」

 「君のする事は面白いからねぇ」[ストーカーか?男につけられても嬉しく無いんだけど]

 「なら、こんなのを作りたい」俺は紙に図を書いて説明した

 「いいじゃないか!」

 「でも私ども魔法研究者は、研究をしていても魔力が強い訳でも力がある訳でもありません」

 「心配無いです、俺の土属性魔法と使い切れないほどの魔力がある、もちろん皆んなに手伝ってもらうつもりだけど」

 それから3ヶ月の月日が過ぎた

 「王様完成したぞ」


 「樹海に道を作り深緑を楽しむことが出来る公園にし、樹海の一番奥は木を切って平地にしてキャンプ場、切った木は途中の東屋の材料や危険な場所の柵や手摺りに活用して獣や魔獣が多少は出没するだろうから避難小屋も数ヶ所ある、騎士団の訓練にも活用すれば適度に獣も狩れ安全性も増す、一般の方は手前の安全な所のみ出入りさせて、奥は騎士団の野営訓練用にするとか、定期的な魔法処理の際も道があるから簡単です。いかがですか?王様」

 「素晴らしい、感謝する」

 「折角だから死の樹海なんて名前も変えられてはいかがですか?この国の人は真面目な人が多くて働き過ぎな感じがします、少しでも景色を見て心を休めるそんな場所になって欲しい、だから死の樹海なんて変えましょう」


 翌日、死の樹海の名前が【クロスの森平和公園】に変わった、更に数日後、冒険者ギルドのギルマスが来てSSランクカードを渡された[冒険者カードって配達されるんだ〜]

 だいぶ後から聞いた話だが、王様がフリージア副団長に手紙を持たせたそうだ「分かっているよな」と一言だけ言って手紙を渡して帰ったらしい


コウ•クロスが見えているステータス

体力 680k

魔力 12860k

火・ファイヤ、ファイヤボール、ファイヤアロー

水・ウォーター、ウォーターボール、ウォーターアロー、アイス

土・ロックバレット、サンドウォール、グランドスピア

風・ウィンドカッター、ウィンドウォール、サイクロン、インジェクション

光・ヒール、エリアヒール、キュア、エリアキュア、ピュリフィケーション、サンクチュアリーサークル、ブレッシング、プロテクション

闇・

無・鑑定・アイテムボックス、ブースト、グラビティ

特・複写、最適化、〇〇〇〇

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