学校のマドンナと陰の俺
pixivで自分で書いたものをコピペしたものになります。是非、そちらも読んでいただけたら嬉しいです!これが小説家になろうでのデビュー作になります。これからも投稿していくので、是非、読んでください!
俺の名前は、北杜明貴。県内の高校に通う高校2年だ。俺は俗に言う陰キャと言われるクラスカースト最底辺の人間だ。だから、昼休みはクラスの陽キャのパシリになっている。「おい陰キャ、焼きそばパンと烏龍茶を買ってこい!3分間待ってやる!」と、某アニメ映画のキャラみたいなことを言って五百円手渡しで貰った。(あいつ、俺をパシる癖に自分の金を渡すって、あいついいやつなのか?)そう思って、廊下を歩いて購買まで行こうとした時、(あの人は、北岡さんだ)北岡響子。俺と同じ2年で学年委員長を務めており、成績優秀、運動もでき、さらには性格や顔、スタイルもモデル並みに整っている。先生や、皆に慕われている。(今日も綺麗だな〜)と歩いている横目で北岡さんを見た。 放課後 帰り支度を終え、帰ろうとした、突然!北岡さんが、俺の教室に入ってきて、「北杜君います?」「どうしたの?そんなに慌てて?」「あ、貴方、これから予定あります?」息が切れながら北岡さんはそういった。「別に、これから帰ってゲームでもしようと思っていたから、予定と言ったらそれぐらいかな」「そう、じゃあ!一緒に帰りましょ!」「は?」俺は、困惑した。(何で、北岡さんが俺を誘ったんだ?)「その、私と帰るの嫌、でした?」そう言って、悲しそうな顔をしたので、断ろうにも断れなかった。「いいよ、一緒に帰ろう北岡さん」「はい!」そう言って、子供のような無邪気な笑顔になった。(北岡さん、可愛いな)とドキドキと俺の心臓が、跳ねた。下校中「並んで帰るのっていいですね」「そうだね」そう言って会話がなくなった。(や、やべぇ!どうしよう!もう、内容がない!気まずい)そう思って、考えているとふと、北岡さんが「北杜君、貴方彼女はいるんですか?」そう俺に、訪ねてきた。「へ?いるわけ無いじゃん!こんな、陰キャでクラスカースト最底辺の俺が彼女?ないない、多分、今世も来世もないよ」と言って、北岡さんを見たそしたら起こった顔をした北岡さんがこっちを見て「貴方!いくらなんでも自分のことをを見下しすぎです!貴方のいいところは私がよく知っています!そんな事私の前で言わないでください…」そう言って、涙ぐんでしまった。(まずいことになった)俺は焦りに焦った。「ご、ごめんもう、北岡さんの前では言わないから!それで、俺のいいところがあるって言ってたけどどこがいいところって思ったの?」「貴方はとても優しい方です。例えばこの前、横断歩道の信号が変わりそうになったとき、渡っているお婆さんの手をひいて渡っていましたよね?」「いや、誰でも出来んだろそんなもん」「いや、誰でも出来ないから凄いし、優しいのですよ貴方は」「何か照れるな///」「あ、あの!」「ん?どうしたの?」「そ、その貴方さえ良かったら、これからも一緒に帰ってください!」「うん!いいよ!」俺は嬉しかった。可愛い北岡さんと毎日帰れるのは、心が昂ぶった。そして、一緒に居るのは下校時だけでなく登校時や、学校でも一緒にいるようになった。そうして、自然とお互い、下の名前で呼び合うようになってた。「明貴君、今日も一緒に帰りましょ!」「うん!響子ちょっと待っててね」数分後「おまたせ、響子!さぁ帰ろう!」「はい!」そうして、響子との仲が深まってきたそんなときだった。響子が部室棟の裏に呼び出された。俺はコソコソと後ろを付いてきた。(あいつは陽キャの中心、羽佐木だ。)羽佐木は、陽キャの中心で髪は金髪にし、陰キャからカツアゲしていると噂で聞いたことがある。(あいつなにしてるんだ?)と、思いながら遠くで見ていると、「ねぇ、響子ちゃぁん!俺と付き合ってよ〜」「嫌です!貴方とは付き合いません!」「何だと!この俺と付き合わないんだって言ったら、力ずくでも、俺のもんにしてやらぁ!」(危ない!)と、思い、気づいたら、羽佐木と、響子の前に立っていた。「おい!今のは見捨てられないね〜!」と言い、羽佐木の拳を止めた。「てめぇ!良くも俺の響子ちゃんを取ろうとしたな!」「響子はものじゃない!一人の女性だ!」そう言うと羽佐木は殴りかかってきた。「危ないよ!明貴君!」俺は、羽佐木の右ストレートをくらった。「痛ッテーな!この野郎!」「ふん!やり返したいなら来いよ!」そう言って、余裕そうな顔でこちらを見ているそして、俺は、羽佐木の腹に発剄を打った。「グォあああ!」と言って羽佐木は数メートルぶっ飛んだ。「て、てめぇ何もんだ?」「俺のことはいいんだよ!さぁ散れ!」「ひ、ひぃ!すみませんでした!」と言って、雑魚キャラのように逃げていった。「明貴君、強かったんですね」「ああ、俺は小さい時から、柔道、空手、剣道、合気道、あと中国拳法をやってたんだ。」「何でそんなに?」「俺の家は変わっててな、親父は柔道と空手をやってて、お袋は剣道、父方のじいちゃんが合気道、母方のじいちゃんが中国拳法をやってたという摩訶不思議な家庭環境なんだ。」「それは強いわけです」「あ、あの、明貴君?話があるんですけどいいですか?」「どうしたの?」「あ、あの、貴方が好きです!私で良かったら付き合って貰えないでしょうか?///」そう言って、響子の顔が赤くなった。「お、俺も響子のことが好きだよ。逆に俺からお願いしたいぐらいだよ」「あ、ありがとうございます!」そう言って、俺たちは、恋人になった。「響子、デートしようよ」「いいですね!どこに行きます?」「響子が好きな場所でいいよ」「じゃあ、近くのショッピングモールでいいですか?」「お、いいね!日程はいつにする?」「今週、空いてます?」「空いてるよ」「今週の土曜日でいいですか?」「オッケー」そうして、初デートが決まった。そして、響子と俺が付き合った話は、一瞬で広まった。男子からは嫉妬の目線や、陰口を言われ、女子は祝福してくれている。嬉しいのやら嬉しくないのやらでわかんない。 デート当日 「おまたせしました!」「おう、待ってた…」「?どうしました。もしかして体調が良くないとか?」「いいや、響子が可愛すぎて困る///」「き、急に恥ずかしいことを言わないでください!///」「やっぱ、俺の彼女は可愛いな!ニコニコ」「ま、また可愛いと言った!そんなに貴方は私に、恥ずかしい思いをさせたいんですか!」「いや、そんなつもりはない!」「と、とにかく!早く行きましょう!」そして、電車や、バスに揺られ、数十分後「着いた!」「それじゃ!行きましょう!」そう言って、俺たちは手を繋いだ。(やべぇ、手汗かかないかな〜、心臓がやべぇほどドクドク言ってる!)「どこに行く?」「映画でも見ます?」「見よ!映画!」「これは私が見たかった映画」「俺もこれ見たかったんだよね」「じゃあ見ましょ」 映画館 (隣同士ってなんか緊張するな〜とりあえず、映画に集中だ!) 二時間後 (全然、話が入ってこなかった)「面白かったですね!」「うんそうだね!」「お腹空いたな〜」「私も空きました」「じゃあ、どこかに食いに行くか!」「はい!」「え〜っと色々あるな〜何食いたいとかある?」「私は、パスタ食べたいです」「じゃあ、パスタにしよう」「ご注文承ります!」「えっと、ミートソースパスタと、響子はどれ?」「じゃあ、私はジェノベーゼパスタをお願いします。」「はい!ご注文承りました!お二人は恋人ですか?」「はいそうです」「カップル様に今限定で、食後にデザートをお出ししているんですけど、食べます?」「どうする響子?」「私は食べたいです」「じゃあ、お願いします。」「分かりました!食べ終わり次第お声がけください!」そう言って、店員さんは厨房に戻っていった。「楽しみだな!」「はい!もうお腹ペコペコです」「おまたせしました。ミートソースパスタとジェノベーゼパスタです。」「美味しそう!いただきます!」「うん、美味しいです!」「美味しいなここ」その後食べ終わり、「すいません!」「は〜い」「さっき言ったデザートを食べ終わったので」「はい!分かりました!少々、お待ち下さい」 数分後 「お待たせしましたショートケーキです!」「ありがとうございます!」「はい、明貴君あ、あ〜ん///」「あ、あ〜ん」照れながら俺たちは互いに食べさせないながら食べた。「ゲームセンターに行こうよ」「いいですね!私、ゲームセンターに行ったことがないんですよ!」そう言って響子は目を輝かせている。「じゃあ、このぬいぐるみを取ってあげる!」そう言って俺は、百円を入れて、アームを動かした。「ここだ!」ゆっくりと、アームが降りてきて、ぬいぐるみをしっかり掴んだ。「よし!そのまま行け!」アームがゆっくり動いて、ぬいぐるみが落ちた。「すごいです!明貴君!」「はい!響子、あげる」「ありがとうございます!」そして、あっという間に時間が過ぎて時刻は午後19時を回ったところだ、「もう、初デートも、終わりか〜」「楽しかったですね!」「ああ!そうだな!」そして、最寄り駅についた。そこから少し歩いて、近くの公園にやってきた。「な、なぁ、響子!」「どうしました明貴君?」「初デートの思い出最後にキス、しないか?」「はい!」お互いの口と口が合わさり、太陽よりも熱いキスをした。「好きだよ響子」「私もです!明貴君!」そうして、俺たちの仲がまたさらに深まり、高校を卒業して晴れて大学生になり、俺たちは同棲を始めるのだが、それは、別のお話
END 読んでいただき誠にありがとうございました!