仲間!
仲間入り?
〜蒼一side〜
『なぁ…』
…?なんだ?
「花炎ってグループの倉庫ってここか?」
なんだこいつ…。
「おれは浩太って言うんだ。中澤翔太の知り合いだ。」
「翔太の…?」
「あぁ。」
「翔太なら今買い出しに…「たっだいまーー!!おかえりおれ!!」
「…やっぱ帰ってきたみたいだけど」
「あれ?たしかそこのおにーさんは…浩太だったよな?名前!」
「あ、あぁ…。久しぶりだな…(苦笑)」
「翔太、知ってるのか?誰だ?」
「あー、あれだよあれ!なんか前俺が喧嘩に途中参加したやつ!そんとき弟かばってたやつ」
「あぁ、なんか前いってたな。」
「あー、広まってんのか。んじゃかくさなくてもいいんだな(笑)俺は真田浩太って言うんだ。」
「真田浩太…?どっかで…」
「そうそう!蒼一!だよな?俺もどっかで聞いたことあんだよなー。」
「噂のことか?」
「「噂?」」
「あぁ、青龍に関係することかな、」
「あ"あ"ぁぁぁ!!思い出した!浩太って青龍の幹部だよ!!」
「幹部?なにしにきた」
「まあ、まてよ。それは元だ。もう抜けたよあんな族。」
抜けた…?
「どういうことだ」
青龍は確か魔暁にちかいNo.3のグループだったはずだ。
「あー、俺の弟を人質にして俺を幹部から引き摺り下ろそうとしやがったやつがいたからな…。やめてやったよ(笑)」
あれがきっかけか…
「で?なにしにきたんだ?」
俺たちは浩太は敵じゃないとみなした。
「まぁ、単刀直入にいうわ。俺を仲間にして下さい」
「ちょ!!浩太?!なにやってんだよ!頭あげろって!!」
は?!なんで年上の浩太が俺らに頭下げんだよ…!
「そうだ。浩太って呼ぶな。頭あげてくれ。こっちにとっても仲間入りしてくれるなんてありがたいんだぜ?」
「いいのか…?」
「おう!…たぶん(苦笑)俺たちは9人のグループなんだけど、女の子様様の意見がねぇと…」
「女?姫がいんのか?」
「いや、姫ってわけじゃ…「まあ、きっとおっけー☆みたいなノリで了承されると思うが…」
「蒼一俺のセリフに被せないで?!」
…うるせぇな(笑)
浩太はイマイチわけが分かってなさそうだったがまあ、ぼちぼちわかんだろ!
〜小春side〜
「たっだいまーー!」
悠奈ちゃんと芽衣と日向ちゃんでおでかけしたんだよねー!
すっごいたのしかった!
「つ"か"れ"た"…」
なんか日向ちゃんだけ異常につかれてるけどどうしたんだろっ?
…?何?
「蒼一…?」
「小春たちー!!ちょいきてー!」
翔太?
「なにー?」
…ん?誰この人。
「はじめまして。真田浩太っていいます。」
「「「わあ、イケメン!!」」」
「はじめましてー」
まともに返事するの日向ちゃんだけだよ…(笑)
「なになにー?この人誰ー?」
うんうん。誰だろ?
「…真田浩太。仲間に入りてえだと」
まじ〜?!やった!イケメンゲットぉぉ!!
「「「おっけー☆」」」「うん、いいんじゃね?」
もう!日向ちゃんたら小春たちに恨みでもあんの??!全部ずらしてくるよね…!!
「あたし真木小春っていいます〜!よろしくね、浩太さん!!」
「あたし片田芽衣っていいまーす☆よろしくお願いします浩太さん!」
「うちは松林悠奈っていいます!よろしく浩太さん」
口々に挨拶する小春たち。いい子だ!!
「あ、浩太ってよんでくれたほうが嬉しい」
「「「あざますっ!!!」」」
「……」
日向ちゃんたちのしろーい目線を受けながらもにこにこの小春たち。だってイケメンさんだもん。