恋愛台本
台本1
大和、空港を経て、目的地に到着。
「1年ぶりの、ここも懐かしいな。あいつと出会った大切な場所だからな。さて、そろそろ移動するか。」
大和、後ろからの視線を感じ、後ろを振り向く。
米子「あっ、お久しぶりです。」
大和{よっ。なんでそんなに他人行儀なん。俺ら付き合ってるのに」
米子「そっ、それは。恐れおおくて。あの大和さんと付き合ってるなんて、今でも夢みたいで。」
大和「もう何ヵ月たつと思ってるんだよ。いいから、こっちこいよ。」
米子「は、はい。」
大和に近づく、米子。しかし大和の近くまできて急に、たちどまる米子。
大和「どうしたんだよ。」
米子「やっぱり、これ以上は近づくの無理です。」
大和「じゃあ、俺からそっち行くわ。」
大和、米子に近づいて、米子を両腕で抱きしめる
米子「え、えっ。」
大和「はあ、米子抱きしめてると、帰ってきたなって実感するわ。」
大和の突然の行動に固まる米子
大和「いつ抱いても、いい抱き心地だな、米子は」
米子「な、何してるんですか、大和さん。それに、うちの耳のそばで囁かないでください」
米子「はあっ。大和さん」
大和「米子充、補充できたし、そろそろ行くか米子。」
米子「もう、そんなのされたら、離れられないじゃないですか。」
大和「一生離す気も、離れる気もないけどね。米子俺のだし。」
米子「えっ。」
大和「早くいくぞ。」
米子「待ってくださいよ。大和さん」
終わり
台本2
沙也加、空港に到着。それに気づき、数馬、沙也加のところに近寄る。
沙也加「へへ、来ちゃった。」
数馬「急にくるなよ。」
沙也加「だって、あなたに会いたかったんだもん。」
数馬「で、いつまでいれるんだ。」
沙也加「明日には帰らないといけないの。」
数馬「電車代と飛行機代も馬鹿にならないだろ。」
沙也加「うん、でもどうしてもあなたに会いたかったの。」
数馬「ごめんな、俺が地元に帰ってしまったから。」
沙也加「ううん。こうして会えるだけでも満足だよ。」
数馬「じゃあ、俺の家行くか。」
翌日帰りの飛行場
沙也加「あーあ楽しかった時間も終わりだね。じゃあ行くね。」
数馬「ちょっと待って」
立ち去ろうとする沙也加を慌てて追いかけて、後ろから抱きしめる数馬
沙也加「えっ。」
数馬「やっぱり嫌だ。お前とまた、離ればなれになるなんて。」
沙也加「私もやだよ。けど、」
沙也加思わず、泣いてしまう。
数馬「そんなに泣くなよ。お前の泣いてる姿より、笑ってる姿の方が俺は好きなんだ。だから、必ず有名になって迎えに行くから。その時は結婚しよう。」
沙也加「うん。ずっと待ってる。」
数馬「だから、今日はこれで我慢しろ。」
うつむいてる沙也加の顔をあげて唇にキス
沙也加「もう。ずるいよ。そんなのされたら、帰りたくなくなっちゃうよ。ずっと待ってるから迎えにきてね。」
数馬「絶対迎えに行くから。」
終わり