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図書館。

桜吹雪。

作者: caem


 まるで誰にも気付かれないように お酒を垂らしたサクラのネ


 埋めたあなた(・・・)が大好きだったから また来年もあげますよ


 毎年繰り返しているんだ ひとりっきりになってからも


 もう掘り返されないだろう もう暴かれないだろうって


 桜の木の下では 髑髏と骸骨が眠りに就いているんだから


 赤く染まった夕焼けと 真っ暗闇になってゆくにつれて


 犯した罪とは相容れない どうしようもない寂しさが訪れて


 舞い落ちた花びらを 一枚ずつ数えていたら 溢してしまう


 

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― 新着の感想 ―
[気になる点]  私も都市部の住宅街であの強烈な腐敗臭を漂わせるコンポスト(生ごみ処理機)をやっている家の庭は、さすがに怪しいと思っています。  アレは全くもってエコではなく、生身の肉の処分か大麻栽培…
[良い点] 背景色が怖さを引き立ててますね。 [気になる点] ジャンルがヒューマンドラマなので、『春の推理2022』の公式サイトからの検索対象外のようです。
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