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解呪をしよう!


「で?この毒々しく泡立ってるのが解呪のエリクサーだって?」


研究室の様な場所に連れられるなりいきなり目の前に瓶詰めされた毒々しくブクブクと泡立っている紫色の液体を指差しながら言う。


「そうですよ?どこからどうみてもエリクサーですよ?」


どこがだよ。と言うか逆に呪われそうなんだけど。大丈夫だよね?


「なんか不服そうな顔してますね隼人様?何なら鑑定してみて下さい。」


そう言われて鑑定してみる。.....解呪のエリクサーだった。まじか、ありえないだろ!


「マジかよぉ。飲みたくねー。」


「何情けない事言ってるんですか。飲まないと治りませんよ?」


じゃあ飲むしかないのか? でもなぁ...飲みたくねー。だってさ?紫色でドロドロでブクブクしてんだぜ?


「飲んでください。さぁさぁ」


「待て待て! 急かすなよ。すぅー...はぁー。こうなりゃやけくそだっ!おらっ...ゴクッゴクッ」


瓶の中身を一気に飲み干す。


「......うぐッ。……おえぇ。」


...ヤバイ超マズイ。なんか口の中でネバネバしてドロドロもしてるし世界中の苦いものを濃縮してまぜあわせたような味をしてんなー。なんか頭がクラクラもしてきたし。これ飲もうと思った奴は頭がおかしいんじゃないのか?


と、どこか他人事のように味の説明を誰かに心の中でする。

ん?......なんで俺味の説明なんかしてんだ?...おえっ










......しばらく気持ち悪さに耐え、ようやく普通に動けるようになった。


...お、メニューが出てる!

どれを解呪しますか?って出て来たな。んん?一つ目が【固定化の呪い】で二つ目と三つ目【???】になっててどんな呪いか分からないんだけどどうなってんだ?


まぁーとりあえず最初は内容が分かってる固定化の呪いからかなー。


ポチッと固定化の呪いを押す。


ん?あ、何かまたやらかしたかも?今までの経験値を更新しますってのと進化の条件をクリアしました。進化を開始しますってのが出たんだけど。


なんだかまた頭がくらくらしてきた。


【進化を開始します】って頭の中に聞こえてくるインフォメーションを確認したあと俺の視界は暗転し気を失った。


最後に見えたのは驚いた顔をしたアミカの姿だった。


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