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魔女は竜と謳う  作者: Fe
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第八十楽章 1つの終わりと始まり

アルベルトが会場へと向かっている頃。セーラ達もパーティに備えて着替えている最中だった。


「はい、セーラ様はこれで完成です」


「ありがとう。シャロンは良いの?」


何時ものメイド服で微笑むシャロンに尋ねると、彼女は当然とばかりに頷いた。


「はい。私はセーラ様のメイドですから」


「そう、でも貴女もちゃんと楽しんでね?」


そう言いながらセーラの目は傍らで白を基調としたドレスに着替えた小春に向けられた。


「むぅ……」


「あ、あのセーラ?」


悪いとは思いつつコルセットで腰を締めた為に少しばかり強調された胸に触れる。途端に小春は嫌がるように身を捩って離れた。


「突然どうしたの?」


「ええ、ごめんなさい。でもね……」


自分の胸に触れ、その柔らかさに明確な違いがあるのが分かりセーラは死にたくなる。一般の貴族令嬢と比べ、肌の手入れや体型の維持などに費やす時間の大半を剣に費やしているのは単純にセーラの落ち度だ。だがそういった自分磨きに一切縁のない人生を送っている小春に肌と髪のハリや艶、果ては胸の柔らかさ等でも負けているというのは何事だろうか。


「ええ、今回ばかりは本気で負けを認めるわ。せめて貴女の半分でもその素養が私にあったなら……!」


大きさでは小春に負けていないものの、やはり騎士であり前衛で戦うという立場故に少しばかり筋肉質になっているのは否めない。その結果セーラは弾力という武器を得ているのだが、それに気付くには彼女の知識は少しばかり偏っていた。


「そんなに気にする事……って私が言ったら嫌味よね」


途中で気付いて目を伏せる小春に、セーラは後悔してしまう。小春には何の非も無いのだから。


「あ、ねえコハルちゃん。ケーナはどう?」


パタパタとケーナが駆け寄ってくる。彼女が纏うドレスは女神達が本気を出したらしく、天使の羽を(呆れた事に)真銀の糸で編み込んで作られた美しい白銀のドレスだった。


「うん、とっても可愛いわよ」


だが、とセーラは思う。こうして女らしさをかなりの分量捨てた体だからこそ、アルベルトの背中を守り、共に前に出て誰よりも近くで戦えたのだと。


「じゃあそろそろ行きましょうか。ミスティ達は先に行ってる筈だから」


本来は似つかわしくないが、セーラは部屋から持って来ていたぬいぐるみのビスケットを抱き上げる。自分に取っての始まりを象徴する何かを持って行きたかったからだ。










会場として準備が進む共有区画。その入り口でアルベルトはセーラ達を待っていた。


「お待たせ、アル」


「そんなに待ってはいないさ」


そう言ってアルベルトはセーラと小春に近づいた。


「どうしたの……ってきゃっ!?」


「あ、アル!?」


2人を同時に抱き締め、アルベルトは泣き笑いの顔になった。


「右手も動くようになったらこんな事も簡単に出来るんだな……。生きててくれてありがとう」


セーラと小春は顔を見合わせ、くすりと笑ってからアルベルトを抱き締め返す。


「当然でしょう。何時か貴方が歩みを止めるその瞬間まで、私は貴方の背中を守ると決めているわ」


「私は貴方が歩みを止めたその後もね。セーラは後を追うけど、私は残るから」


「……流石にそんな先の事を今考えたくはないな。今はこうして皆で生き延びられた喜びを噛み締めさせてくれ」


何十年後か、或いは何年後は、はたまた何日後かは分からない。ならば今を噛み締め、浸ろうとアルベルトはもう一度力を軽く込めて2人を抱き締めてから手を離した。


「もうー!コハルちゃんやセーラちゃんだけずるいよ!ケーナも!」


「あ、アタイもっと!」


「どわあっ!?」


ケーナとバレリアに前後から飛びつかれ、流石のアルベルトも思わずバランスを崩しかけてしまう。しかし誰かが支えてくれるかと思いきやマオが左腕にぶら下がってきた為、更にバランスが崩れてしまった。


「あ、アル危ない!」


「だああっ!?ちょ、ナオお前な!」


すかさずナオが右腕にぶら下がる事で何とかバランスは取れた。前後左右に女の子を張り付かせるというある意味でとんでもない状態ではあるが。


「やれやれ……この状態に慣れてしまった俺も俺か。それにしても今日は皆ドレスなんだな」


「変?やっぱ動き難いしねこれー」


そう言いながらスカートを捲ろうとするマオを止めつつ、アルベルトは首を振った。


「そんな事ないさ。皆個性が出てよく似合ってる」


まだ幼さを残したマオとナオ。見た目は成熟していながらも瞳に純粋さを残したバレリアとケーナ。こうも揃うと他のメンバーが楽しみになるのは男の悲しい性だろうか。


「さ、余り皆を待たせるのも楽しくない。行くか」


「そうね。行きましょう」


扉の前で待っていたミスティと微笑を交わし、アルベルトは扉を自らの手で開いた。









会場として準備された共有区画には、既に大量のテーブルと料理や飲み物が集められていた。余り形式ばっていては楽しめないだろうと立食形式にしたのだが、案外上手く行ったのかもしれない。仕来りや形式を重んじる貴族の重鎮からしたら噴飯ものだろうが。


「注目!」


聖四郎が声を張り上げ、前祝とばかりに歓談していた者達は一斉にアルベルトの方を見た。


「皆、まずはこの熾烈な戦いを無事に生き抜いてくれた事を心より感謝する。無論命を落とした者も少なくない……だからこそまずは彼等に追悼の意を表し、騒ぐのはそれからとしようじゃないか」


祈りを捧げる体勢を取り、アルベルトは静かにサリが手渡した杯を掲げる。命を落とした兵士の名を一人一人読み上げ、最後に彼等の勇気と覚悟に最大の敬意を払って追悼を終えた。


「そして生き延びたという事は、これから《逆十字世界》を今まで以上に発展させる義務があるという事でもある。付いて来てくれるか?」


歓声が満ち溢れ、アルベルトは万感の想いを込めて頷く。その傍らにそっと小春が寄り添った。


「此処からは皆存分に楽しみ、存分に英気を養ってくれ。明日からはまた忙しくなるぞ!」


その言葉を皮切りにグラスが其処此処で打ち合わされ、場は一転宴会場となった。







大食い対決でもしているのかという勢いで丸焼きを次々と手品の様な勢いで飲み込んで行くマオとバレリアに苦笑し、開始から僅か30分と経たずに出来上がっているグラニ達傭兵団に呆れ、小春の膝に座ってジュースを飲む小雪に頬を緩めながらアルベルトは会場を歩いていた。


「おお、此処におったかアルよ」


「ルキナ!もう大丈夫なのか?」


「仮にも魔族の王じゃぞ?そう容易く倒れはせぬよ」


細い腰に両手を当て、「えっへん」と言いたげに薄い胸を張るルキナにアルベルトは思わずその頭を撫でてしまう。ルキナは特に怒った様子もなく、唯微笑んでアルベルトのされるがままになっていた。


「時にアルよ。この場で少し発表しておきたい事があるのじゃが」


「……婚約発表でもするつもりか?」


「分かっておるではないか」


わからいでか。とアルベルトは苦笑混じりにぼやいた。


「まあ確かにこのタイミングが一番かもしれないな」


「そうじゃろ?《逆十字世界》を変えていく上で、まずは不倶戴天の宿敵と目されていた種族が歩み寄る姿勢を示さねばの」


そこまで話した矢先、マーリスやヴィーヴィ達による楽隊が音楽を奏で始めた。まさか踊れというつもりなのかとアルベルトは知らず顔が引き攣るのを感じて青褪める。


「ふむ、曲目はワルツじゃな。ならば妾が踊れる」


そう言ってルキナはアルベルトの手を取った。身長差からしてかなりの2人であるが、意外とこういう時は気にならない。


「いや俺が踊れないんだって!」


「何、妾の手を取り共にステップを踏めば良いのじゃ。ほれ行くぞ?《勇者》であり王であるそなたが率先して踊らねば周囲も楽しめん」


そう言われてはアルベルトも腹を括るしかない。半ばヤケクソでルキナの手を取り直し、2人で輪の中へと進み出た。


「行くぞ?」


「お、おう。足を踏んだらすまん」


ハミングでリズムを取るルキナに合わせてアルベルトもステップを踏んでいく。考えてみれば、グレンダのダンスを戦闘に応用した彼の事。飲み込みは非常に早かった。


「うむ、皆も踊り始めたようじゃな」


今回ばかりは誰も彼も関係ない。聖四郎の手を引いて織江が輪に飛び込み、他のメンバーも思い思いの相手を誘って輪に加わり始めていた。


「それっと!」


ルキナの小柄な体を抱き上げてフィニッシュを決め、曲が終わったところで彼女を下ろした。


「皆聞いてくれ!」


壇上に上がり、アルベルトはルキナを自分の隣に立たせた。


「魔王アムドゥシアスを討伐した際に、俺達は別の魔王であるルキナとその軍勢に援護を受けている。そしてその後も、幾度となく彼女は俺達を助けてくれた」


それは言葉を飾る必要もない、厳然たる事実である。セーラや小春、ケーナ達の助けは当然あったしそれには感謝している。それとは別にルキナはアルベルトが剣士として成長するのにも大きな役割を果たし、今回のヤズミとの戦いにおいても大きな戦力となってくれたのだ。


「改めて此処に宣言したい!我が《逆十字連合国》はルキナ率いる魔界との恒久的な交流を保つと!」


わあっと歓声があがり、アルベルトはかつて世界会議で感じた拒絶や当惑の意思が感じられない事が涙が出そうな位に嬉しかった。


「その歩み寄る第1歩として、俺はルキナとの婚約を発表する」


「もっとも真っ先に式を挙げる訳ではないがの。最初はやはり彼女達に譲るのじゃ」


当然のようにルキナは笑う。それは余裕から来るものか、単なる気遣いなのかはアルベルトには判断が付きかねたが。


「因みに、誰が最初と想定してるんだ?」


壇上を降り、ジュースで乾杯しながらアルベルトは尋ねた。


「ふむ……セーラかコハルのどちらかと踏んでおるが、そなたの気持ちはどちらに傾いておる?」


「……実際のところ、その2人は同じ位好きとしか言えないんだ。不誠実だとは思うんだけどな」


ルキナは分かっているというように微笑み、軽くグラスを掲げてから中身のジュースを飲み干した。


「まあそなたならそう言うと思っておったがの。どちらからでも妾は構わんのじゃ」


「不誠実は否定しないのか」


自分でも思っている事なので、アルベルトは特に反論せず苦笑した。


「言ったであろ?英雄ですら色を好む以上、《勇者》たるそなたがそれ以下であろう筈もない」


「それはまた、誇るべきか泣くべきか困るなおい」


苦笑が深くなるが、ルキナは気にした様子もなくテーブルからジュースの瓶を手に取ってアルベルトのグラスに注いだ。


「順位付けが出来ないという事は即ち、そのどちらもそなたにとっては替えの利かない大切な相手という事じゃ。平等に愛せよ」


「分かってらぁ」


彼女達がいない今後など想像もつかないし、今更嫌われたら凹むどころでは済まない自信がある。


「ならば良い。妾はもう少し他の者達とも歓談してくるが、アルはどうする?」


「一応主催の側がさっさととんずらぶっこく訳にも行かないだろ。付き合うよ」


本当は信頼出来る仲間と盛大に騒ぎたいが、一国家の代表という立場がそれを許さない。一応オリーヴからはこの後《ムーンライト学園》のメンバーとバレリア達のような個人で仲良くしているメンバーを集めた二次会を企画していると聞いているので、それを楽しみにアルベルトは気持ちを奮い立たせた。


「たっぷり見せ付けてやるか。人間と魔族だって此処まで仲良くやれるんだってな」


「うむ、その意気じゃ」


ルキナと連れ立ってお偉いさん達の輪に足を向けつつ、アルベルトは小さく笑った。








そんなこんなで何とか公の宴は終わり、アルベルトは少しばかり凝った肩を解しながら自分の執務室へと戻った。


「お、やっと来たね!」


アルトがクラッカーを手にしながら笑う。アルベルトも軽く手を挙げて合図しながら部屋の扉を閉めた。


「悪いな。公の相手に手間取った」


「だと思った。アルって不器用だもの」


そりゃどういう意味だとぼやくと、アルトは「アルが真面目だって事」と笑ってみせた。


「まあ何はともあれ、主賓が来たし乾杯しようよ。皆お菓子だけで我慢してたんだからさ」


「りょーかい」


照れ臭さを覚えながらもアルトに渡されたグラスにオレンジジュースを注ぎ、アルベルトは静かにグラスを掲げた。


「皆……本当にありがとう。俺が此処まで来れたのも皆がいてくれたからこそだ」


「あら、此処までで良いの?」


楽しげなミスティに思わずアルベルトも笑ってしまう。


「此処までじゃないさ。出来れば一生な」


「言われる間でもないわ。私は生涯を懸けて貴方の剣になるから」


セーラに頷き、アルベルトは言葉を続けた。


「これは1つの区切りだ。これからも皆が共に在ってくれる事を願って……乾杯」


『乾杯!!』


それぞれジュースのグラスを掲げ、思い思いにカチンと合わせた。


「そういえば、皆と初めて会った日もこうやって集まって騒いだよな」


「騒いだなぁ。セーラが実家から持ち出して来たシャンパン、アルコール入りが何本か混ざってて大騒ぎになったけど」


オリーヴがニヤニヤと笑い、話を聞いていたセーラは思わず咽た。


「だ、大丈夫ですかセーラ様?」


シャロンに背中を摩られて何とか落ち着き、セーラは「昔の事でしょ」と若干拗ねたように呟いた。


「そういえばアルはあの時、早々にダウンしちゃったから何が起こったのかは知らないんですよね?」


「ちょっとトリア!」


「まあ知らないっちゃ知らないんだが、わざわざ猫の鈴を鳴らす趣味もないんでな」


トリアはちょっとつまらなそうに笑いながらその場を後にする。心底安堵した様子のセーラの頭をそっと撫で、アルベルトは一息にグラスを空にした。


「そういえば小春、小雪はどうした?」


「もう疲れたみたいで、隣の部屋で寝てるわよ」


「起こさないよう静かにしないとな」


「心配しなくてもアルの部屋は万全防音仕様よ。外の音も中の音も漏らしはしないわ」


自慢げに胸を張るナオにアルベルトは思わず「どんだけ手をかけたんだよ……」と呆れ混じりに苦笑した。


「ねえアル。1つ訊いても良いかしら?」


「珍しいな小春。何だ?」


小春は少し真面目な表情でアルベルトを見上げた。


「アルはとても優しいから、私達だけじゃなく誰が貴方を求めても応えてくれると思うの。でも……貴方自身が望んで手を伸ばした相手はこの中にいる?」


「……」


アルベルトは無言で部屋の中を眺める。小春の問いは彼がずっと考えていた事でもあったのだ。


「答える前に、どうしてそんな事を訊いたのか訊いてもいいか?」


「うん。アルが太陽神の血を引くと聞いてからずっと思ってたのよ……」


小春は自分のジュースを一口飲み、考えを纏めるように宙を睨みながら続けた。


「太陽は誰に対しても平等に光と熱の恵みを与えてくれるわ。それは命を育み、守る大切な力よ。でもそれは本当に万人に平等で、特別誰かを慈しむなんて事は起こり得ない」


「まあ、そうだな」


「でも人間に転生したアルのお父さんは1人の女性を愛し、そして貴方が生まれた。それは太陽ではなく人間としての心から来る物なんだと思ったら、今のアルが太陽そのものに思えて不安になったの。ごめんなさい」


「別に謝る事じゃないだろ」


アルベルトは自分も考えを纏めようとサリが注いでくれたお代わりのジュースを飲みながら天井を見据えた。


「考え方の違いかもな。太陽は確かに全てに平等だが……それを底抜けの強欲と考えたらどうだ?」


「え?」


「全てに平等なのは全てを自分で照らさないと気が済まないからだ。少なくとも俺はこうして俺を好きだと言ってくれる全員に応えたい」


しかしこれでは小春の問いに対する答えにはならない。アルベルトは自分の今までを振り返り、ああと納得の声をあげた。


「アル?」


「多分お前だ小春。小春の望みを叶えたいと思って、その為に七帝竜の力を欲しがって、多分……俺の今を構築した全ての原点はあの夜だ」


思考が付いて行っていない小春の頭に手を置き、アルベルトは特に照れもなくはっきりと言い切った。


「この答えじゃ不足か?」


「……ううん、十分」


そう呟いて小春はそっとアルベルトの腕に頭を凭れさせた。


「だーからコハルばっかり贔屓にすなー!」


「おわあっ!?」


後ろからマオに飛びつかれたかと思うと、セルヴィやバレリアも寄ってきてしまいてんやわんやになってしまう。


「全くどうしてこう静かに終われないかねえ?」


「良いじゃない。私達らしくて」


ちゃっかり左腕をキープしながらセーラが笑った。


「ああもう……本当に皆大好きだよ。心の底からな」


笑い声で満たされる部屋で、アルベルトはそう呟いた。







同じ頃。大人達も宴会の後片付けをしながら言葉を交わしていた。


「しっかし、お前さん達は良いのかい?息子があれだけ女を囲うってのはさ」


「別に構わないわよ。私は娘も欲しかったし」


楽しげに笑うレベッカに、グラニは苦笑しつつも頷いた。


「それにね、あの子には何もしてあげられなかったけど……それでもあの子を愛してくれる人があんなにも沢山いるのよ?それはとても幸せな事だわ」


「確かに。それは俺も思う」


アポロも話に加わり、グラニは納得したように頷いた。


「トリアがこれからどうするかは分からんが、あいつの傍にいるのなら安心だろう」


「それで良いの?だってトリアちゃんは貴方の」


言い募ろうとしたレベッカの言葉をグラニは鷹揚に手を振って止めた。


「唯の間抜けなおっさんには重過ぎる話さ。あの子が困ってしまった時にほんの少し手を伸ばせれば、それで良い」


そう言って笑うグラニの表情は少し寂しげではあった。














                 続く

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