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魔女は竜と謳う  作者: Fe
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第五十四楽章 母となる

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!熱血うううううううううううううう!!闘魂絶唱おおおおおおおおおおお!!!!!」


2本の槍を柄で結合させ、それを軸に炎を纏いながら聖四郎が回転する。まるで炎の竜巻を思わせる旋風が渦巻き、《聖オスケイア教》信者は一瞬にして吹き飛ばされた。


「ええい何をしておるか!正義は我等にあり、正義は我等にありじゃ!」


自分は高みの見物を決め込みながら指示を出す老人に頭痛を覚え、アルベルトは徐に《アポカリプス》を両手に構えた。


「さあて、乱れ撃つぜえええええええええええ!!」


次々と放たれる重力の掃射で更に戦線を押し込んでいく。その中に元信と忠勝が猛然と飛び込んだ。


「我が拳の豪撃、臆する事なくばかかって来い!今井元信、いざ参る!!」


「……!」


目にも留まらぬ速さで繰り出される連打が相手に当たると同時に衝撃波が炸裂し、標的となった相手は必ず何処かしらの骨を砕かれて吹き飛ばされる。だがそれも忠勝と相対した者と比べればマシなほうかもしれない。何せ忠勝の巨体はその質量とスピードが既に致命傷となり得る決戦兵器と化しており、更には鋼の装甲すらも薄紙同然に貫くドリルランス・《蜻蛉切》を装備しているのだから。因みに《蜻蛉切》とはその昔に実在した武人が愛用していた槍の名だそうで、立てて座っていると穂先に止まった蜻蛉がそのまま切れて死んだという逸話かららしい。アルベルトにしてみれば、忠勝の持つ《蜻蛉切》は切れるどころか挽肉だと思うのは決して間違いではないだろう。


「だ、駄目だ!あいつら強過ぎる!?」


「に、逃げ……」


「あら、逃がすと思ったの?」


及び腰になった信者の中にセーラが走り、舞うように剣を振るう。その軌跡に立った者で生きていられたのは1人たりともいなかった。


「悔い改めるのは、貴方達の方でしょうね。お覚悟を……!」


小春が錫杖を振るい、呼び寄せた豪雷が広範囲を焼き払った。それを何とか自前の防御魔法で凌いだ者もいないではなかったが、残りは全てリリィの掃射で蹴散らされた。


「オラオラオラオラオラアアアアア!!!!」


鉄球を振り回しながらタウラスが突撃して叩き潰し、撃ち漏らしをサジタリウスが後方から狙い撃つ。意外と良いコンビらしい。


「ケーナも全開で行くよ!竜変化ドラグナイズ!!」


シルヴァーナの姿へと変身し、ケーナは小春のそれと同じ雷のブレスを放つ。それで全てに決着がつくと思われた時だった。


「っ!?」


学園の方から沸き起こる凄まじい魔力の奔流。それがケーナのブレスと激突し、相殺したのだ。


「はあっ!?ケーナの攻撃と互角ってどんなチートだおい!」


しかもあっちはまだ避難が終わってないらしく、パニックに陥っている。


「大丈夫よアル!あっちは副官が部隊を率いているわ」


「あ、なら安心か」


毒舌で口うるさいが、頼れる副官の顔を思い出してアルベルトは安心しながら新たに敵を数人纏めて屠った。








「ではシャロン殿。道案内をお願い致しますぞ」


「は、はい!皆さん、私の後に付いて来て下さい!」


非戦闘員ではあるが、《ムーンライト学園》の構造に不案内なコルトンの案内役として付いて来ていたシャロンが声を張り上げて民間人を誘導する。その進路を阻もうとした信者に彼女が何か叫んだ途端、彼らは崩れるように倒れた。


「あれ、何やったの?」


護衛として同行していたマオが斧を振り回して敵を打ち倒しながら尋ねると、コルトンは軽く頷いて答えた。


「あれは言ってしまえば、教典の矛盾を突いているようですな。長く加筆や改訂を加えられ続けた教典は様々な矛盾や綻びを持っている。それを突いて論破してしまえば、その教典に己の全てを依存している人間など人格を完全に壊されます。しかしあの娘、《聖オスケイア教》の教典を全て暗記してしかも矛盾点を把握しているというのか……」


「……よく分かんないや。え、ナオ?……ふーん、つまりああいう奴等にはすっごく強いやり方なんだ」


どうやらナオが感応で噛み砕いて教えてくれたらしい。コルトンは安心して自分の剣を抜いた。


「は!指揮官はあの老いぼれだな!?一気に叩き潰せ!」


「ふむ。確かに体に鉛を感じるのは事実だが……」


向かってきた信者を数人纏めて一撃で斬り伏せると、一様に全員の動きが止まった。


「このコルトン・フォンボルグ、かつては剣聖と呼ばれた身。そう易々と若造共に遅れは取らんぞ!!」


動きの止まった信者相手にバレリアがリザードマン達と共に襲い掛かり、纏めて仕留めて行った。









学園都市はコルトン達に任せ、アルベルトはさっきケーナの攻撃を相殺した張本人と相対していた。そして硬直していた。


「何故に子供?」


見た目は四歳そこら。黒髪とくりくりした瞳が可愛らしい女の子だ。


「おかーさん、何処……?」


「は?」


母親を探す迷子にしては、全身から迸る魔力が尋常ではない。ふと違和感を覚えて目を凝らすと、彼女の手が指先から徐々に崩れ始めていた。


「何が起こってるんだ!?」


(恐らくは強過ぎる魔力に肉体が耐えられんのだろう。気絶させれば何とかなるだろうがな)


リンドヴルムに言われ、アルベルトは《エクスピアティオ》の刃を裏返して逆刃にして身構えた。これなら少なくとも斬り殺してしまう心配なはい。手加減しないと叩き潰してしまう危険は大いにあるが。


「セーラ、小春。それぞれ左右から頼む。俺は正面から……っ!?」


「うわああああああああああああああああああん!!!!」


火が点いたように泣き出した女の子の全身から魔力が衝撃波となって放たれ、アルベルトとセーラはたまらず吹き飛ばされる。海に叩き落されるかと思ったが、そこは忠勝が回りこんで2人とも受け止めてくれた。


「わ、悪い忠勝。助かったぜ……って小春はどうした?」


「……」


忠勝は無言で指差す。女の子は相変わらず全身から衝撃波を放っているが、小春には全く通じていなかった。ケーナですら近寄れない程だというのにこれは尋常な事ではなかった。


「小春大丈夫か!?」


「どうしてか分からないけど大丈夫みたい!この子は私に任せて!!」


小春に頷き、アルベルトはリリィのヒールで回復したのを確認して忠勝の手から飛び降りた。


「だったら周りの奴等は全部俺達に任せろ!小春はその子を頼む!」


「小春姫の邪魔をさせぬという事か。心得たでござる!!」


「私も動けるわ。背中は任せて」


聖四郎とセーラに頷き、アルベルトは裂帛の声と共に走り出した。


「私達も乗ったぞ!忠勝、何人たりとも小春殿に近づけるな!!」


「!!」


元信と忠勝も共に飛び込み戦い始める。数は相手が勝ろうとも、士気と勢いではアルベルト達が圧倒しつつあった。









アルベルト達に周囲を防いで貰いつつ、小春は目の前の子供が放つ魔力が月のそれとよく似ている事に気付きつつあった。


(もし私が太陽の加護を得て生まれたのなら、月光の大元が太陽である以上力が効かないのも当然なのかしら?)


泣きじゃくる子供の放つ衝撃波を難なくやり過ごしながら、小春は一歩一歩確かめるように彼女へ近づく。


「我が《神の器》に近づこうとは不届きな小娘め!神罰を受けるがいいわ!!」


「っ!?」


アルベルトと舌戦を行っていた司祭らしい老人が杖を振り上げる。その先端から魔法が放たれんとしたその刹那、バズバがその首を一撃で斬り飛ばした。


「死ぬくらいしか仕事の残っていない老いぼれが。黙って逝け」


地面に落ちた首がバズバに踏み潰されるのから目を逸らし、小春は目の前まで子供に近づいた。


「貴女、お名前は?」


「……なまえ?なに、それ」


そうこうしている間にも放出は止まらず、指のみならず右手が丸ごと崩れたのを見て小春も顔色を変えた。


「おかー、さん……?」


子供は小春を見つめ、首を傾げる。その拍子に魔力が弱まるのを感じて小春は無我夢中で彼女を抱き締めた。


「そうよ。貴女のお母さんがどんな人かは分からないけど、私に似ているなら私が代わりになるわ。だから……今はお休みなさい」


魔力の放出がどんどん消えて行くのが分かり、小春は上空から情勢を見守っていたヴィーヴィを呼んだ。


「ピュイ?」


「すぐに《エクスカリバー》へ戻って《賢者の石》を持って来て!セルヴィに通訳頼んで、ミスティに言えばすぐ分かるから!」


「ピュ!」


敬礼して飛び立つヴィーヴィを狙い撃とうとした弓兵が忠勝の裏拳で吹っ飛ばされ、その間にヴィーヴィは《エクスカリバー》へと戻って行った。








(何処だ……何処にいるヤズミ……!)


戦いながら、アルベルトはずっと首の後ろにチリチリとした不思議な感覚を覚えていた。まるで自分の求める敵がすぐ近くにいると伝えようとするようなその感覚は、《エクスカリバー》から戻って来るヴィーヴィに向かっていた。


「リンドヴルム!!ヴィーヴィの周囲を纏めて薙ぎ払え!!」


(心得たぞ!!)


小春目掛けて急降下するヴィーヴィを守るように風が渦巻き、何かが叩き落された。


「これは、ダガー?しかもこの毒々しい色合いってセーラに使われた奴と同じか!」


(弾道からして飛んで来たのはあの場所だ。焼き払うか?)


「いや、直接斬り込む。聖四郎ついて来い!」


「お任せあれでござる!」


教団の人間は粗方全滅させ、残党狩りは他の兵士に任せたアルベルトと聖四郎はリンドヴルムが示した地点へと乗り込んだ。


「……やはり逃げた後でござるか」


「何処までも正面から勝負する気はないって事だろ。ったく……」


しかし今回はヤズミによる被害を未然に防げたのだし、よしとする事にしたアルベルトであった。










その後小春と合流すると、件の女の子は《賢者の石》によって無事一命を取り留めたらしい。唯問題は、《賢者の石》が粒子となって彼女と融合してしまいアルベルト達は新しく作りでもしなければ《賢者の石》を使用出来ないという事だった。また学園の教師達についても、怪我人は出たが死者は無しと結果だけ見れば上々と言えるものであったのは幸いだったかもしれない。学園長や蓮華も命に関わる怪我がなかった事にはアルベルト達も心底ほっとした。


「ま、人命には代えられないさ。この子……一体何なんだ?小春に似てると言えば似てるが」


「あー……そこについてはちょっとな」


後ろから近づいて来たタウラスが何とも気まずい顔で言った。


「何か知ってるのか?」


「ああ。向こうで話そう……コハルは聞きたくなければ来なくていいぜ。実際胸糞の悪い話だからな」


「……ううん、私も聞きます」


レベッカとレイナに女の子を預け、アルベルトと小春はタウラスと一緒に少し離れた場所まで来た。


「あの子は《神の器》、もっと言うと本来《天姫》であるコハルが産む筈だった子供だ」


「はあっ!?どういう事だそりゃ!」


小春も覚えがないと目を丸くする。


「筈だったって言っただろ?今までの戦闘でコハルの髪の毛なんかを採取したヤズミの奴がそういった専門の奴等と共謀してコハルを複製したんだよ」


「何だそりゃ……」


「ま、あくまで《神の器》を産ませる為の道具としてな。自我も殆ど発達してないマッサラな赤ん坊レベルの精神しかない」


「……」


小春の顔色は最悪である。知らないところで自分を複製され、しかも子供を産まされたとあっては平静でいられる道理もないのだし当然だが。アルベルトは安心させるように小春の手をそっと握った。


「だからまあ、何だ?あの子がコハルを母親だと思ったのも当然っちゃ当然なんだよ」


小春はアルベルトの手を握り返し、レベッカが抱いている子供を見つめた。


「……うん、分かったわ。まだ頭は混乱してるし折り合いもつかない所が多いけど、あの子は私が引き取って育てる」


「本気か?」


「本気よ。いきなり知らない人に預けられるよりは、あの子が安心出来る『おかーさん』に1番近い私が傍にいるのが1番だと思うから」


出来る限りの事は協力しようと思いつつ、アルベルトは精一杯優しく小春の頭を撫でた。


「それでねアル。お願いがあるんだけど、いいかしら?」


「何だ?俺に出来る事なら何でも言ってくれ」


小春は感謝するように微笑んでその頼みを告げた。









同時刻。アジトに戻ったヤズミをとんでもない報せが待っていた。


「ポットに入れてたサンプルが自殺したぁ!?」


「は、はい。ヤズミ様が《神の器》を持ち出した数分後に精神の波形が大幅に乱れ、遂には自分の首を絞めて……」


小春の複製を作る為に必要な素材はもうなく、今回どさくさ紛れに掠め取る計画は完全に潰されていた。そして肝心の《神の器》も量産する術が無くなった上に虎の子の1人を《逆十字聖騎士団》に回収されてしまったのだ。はっきり言ってこの失態はヤズミの責任問題にも繋がる。


「全く何て事をしてくれたんだか」


「は?」


「いやだからおのれ等の所為でしょ?折角作った複製が死んだのはおのれ等がちゃんと管理してなかったからだ。という訳で粛清ね」


研究員達を全員斬り捨て、ヤズミは即興で作った言い訳を伝えに上層部の人間を探し始めた。









数日が過ぎた《エクスカリバー》にて。


「子供を引き取るですって!?」


一足早く《エクスカリバー》へやって来た美里が珍しく素っ頓狂な声をあげた。


「本気なの小春?子供を育てるのって簡単じゃないわよ」


「うん、分かってる。私を育ててくれたお父さんやお母さんの苦労を見てれば自然と。でも放っておけないの」


小春が膝に抱いた子供に目を細め、美里は小さく溜息をついた。


「分かったわ。貴女の決意は知れたし、覚悟があるのなら何も言わない。それはそうと名前は決めたの?」


「決めたわ。ね、小雪こゆき


「うん!」


《賢者の石》が人体に還元され、喪われ掛けていた命を補填されている小雪は元気一杯で小春に甘えていた。


「でも私がもうお祖母ちゃんか。義息子より先に孫が出来るとは思わなかったけど」


「あ、えっと……そのね……」


突然小春の顔が気まずくなった。


「あ、おとーさん!」


小雪が小春の膝から滑り降り、鍛錬を終えて戻って来たアルベルトの膝に抱きついた。


「あぁ……そういう事」


にやぁ、と笑う美里に小春は思わず小さくなってしまう。


「アル君も悪いわね。小春の我儘に付き合わせてしまって」


「いいんですよ。俺も小雪の事は心配だったし……まあ俺が親父ってガラか器かと問われると疑問符なんですが」


抱っこをせがむ小雪を左腕に座らせて持ち上げながらアルベルトは笑った。今でこそこうして笑えるが、言われた当初は相当に慌てふためいた事は言う間でもない。


「それでも俺は決めました。小春の命だけじゃない、心もその周囲も守ってみせると」


「格好良いわね。流石《勇者》と言ったところ?」


「茶化さないで下さいよ」


不貞腐れたように呟くアルベルトがおかしく、小春と美里が一頻り笑った時だった。


「いや済まん。遅くなって……あ?」


「おかーさん、おとーさんの膝が良いー」


どうやら聖四郎に挨拶していたらしい重悟がやって来たまさにその時、小雪が小春の膝からアルベルトの膝へ移ったのだ。とんでもない台詞と一緒に。


「あ、やば……」


思わずアルベルトが呟いたその瞬間、重悟は何処からともなく斧を取り出して跳躍した。


「貴様何時の間にそんな大きな子供をおおおおおおおおおおおお!!」


「ご、誤解だああああああああああああああああああ!!」


流石に応戦は出来ず、アルベルトは逃げの一手となる。


「誤解もオキアミもあるか!なら誰の子だと言うんだ!?」


「そりゃ俺と小春の……あ」


「死ねええええええええええええええええええええええええ!!」


「墓穴掘っちまったああああああああああああああああ!?」


壮絶な鬼ごっこ(本人達は大真面目である)を続ける重悟とアルベルトを眺め、美里は「あらあら」と笑っている。だが収まらないのは小春だった。


「もう!いい加減にしてお父さん!」


「おじーちゃん、めー!」


小雪も一緒になって立ち上がり、2人は大きく息を吸い込んだ。


「アルベルト殿!この騒ぎは一体……」


騒ぎに気付いた聖四郎やセーラが駆け込んで来たその瞬間に小春と小雪は叫んだ。


「こんな事するお父さんなんて……」


「おとーさんをいじめるおじーちゃんなんて……」








『大っ嫌い!!』







見事にハモったその叫びに、アルベルトを壁際まで追い詰めていた重悟の動きが止まった。


「……ごは」


そして断末魔とも取れる声と共に倒れ伏した。


「重悟殿おおおおおおおおお!?傷は浅……くはないでござるが、しっかりしてくだされえええええ!!」


「言ってる場合か!衛生兵!衛生兵ーーーーーー!!」


アルベルトも十分混乱していた。そして小春が珍しくつんとそっぽを向いているのを見てセーラは苦笑していた。


「ま、家の人には良い薬じゃないかしら」


「既に致命傷喰らってるんですけど!?」


劇薬もいいところである。







結局この後、重悟と美里は一週間程《逆十字聖騎士団》に滞在したが、その間最終日まで重悟は小春と小雪に口を聞いて貰えなかった。流石に見かねたアルベルトが取り成したお陰で何とか関係は修復されたのだが、これが切欠で重悟は少しだけアルベルトに好意的になったのは余談である。








「まあ、こういう事が今後も度々起こるでしょうからセーラさん達がコユキちゃんに自分達をお母さんと呼ばせるのは待った方が良さそうですね」


リリィの言葉にセーラは小さく肩を竦めた。


「分かってるわよ。少し先を越された気もするし、こればかりは悔しいと思うけどね」


ケーナは少し事態が飲み込み切れていないのか、何時も通りニコニコと笑っていた。














          続く

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