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mother questions  作者: みつ
3/4

帰ってきたよ


それから、更に時は過ぎていった。


和子が、庭の草むしりをしていると、


「ただいま!」


と男の声がした。

義一だった。


一瞬、誰だかよく分からなかった和子。


しかし、キャーキャー叫んで、義一に寄った。


笑う、義一。


もう、今まで何してたの?身体は、元気なの?


捲し立てるように、声を掛ける和子に、義一は、笑っては、大丈夫だよ、と言う。



とにかく、二人で家に入って、話を続けた。


和子は、とにかく、義一が帰ってきたれくたことが嬉しくて、たまらなかった。


夜、家に帰ってきた義雄、菜奈も、急に帰ってきた義一に驚いたが、少し時間が経てば、特に変鉄もなかった。


その日、一家四人が久しぶりに一つ屋根の下で眠りに就いた。


和子は、なかなか眠れなかった。


早朝、和子は、義一の部屋をソッと覗く。


寝ている義一。


(もう、どこにも行かないでね)


そう思い、和子は、台所に朝食を作りに向かった。

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