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朝礼

 「と、さっきのように指輪は使用者に絶大な力を与えてくれる。その為、取り扱いには十分気を付けるように。特に基地内での使用は厳禁だからな、報告以上」

 「次に医療係のエフィから報告です。えー朝の健診についてロイが不調を訴えていたが特に異常は見られず様子見と判断しました。他のメンバーについては特に異常はありませんでした。そうだサキこの会議が終了したら私のもとに来い話がある、以上です。」

 「ほか報告のある人はいるか、、、誰もいないとそれではこれで朝礼を終了とする。今日も正義のために」

 レオンは胸に拳を当て皆にそう告げ、皆もそれに合わせレオンと同じポーズをとる。そしてエフィとサキ以外は会議ルームを後にし自室歩きだす。

 「そいやカイ、あれからユウは元気してるか?」

 「それがねえ最近反抗期に入ったぽくって口も聞いてくれないんだ」

 「もうそんな年になったかぁ、またゲームでボコしてやりてぇなあいつ弱かったしw」

 「こらエンサ子供をいじめるのは良くないよ!でもそっか私の腰ぐらいだったユウ君が反抗期に入る程成長したなんてマイお姉さんは嬉しいよ」

 「こりゃそろそろレオンおじさんの秘伝の修行をユウ君にも」とレオンが話始めた瞬間廊下の天井に取り付けられているサイレンが鳴り響く。

 「課長これって!」

 「あぁ分かってる。マイ、会議ルームに残ってた奴らにモニタールームに来るよう伝達を」

 「了解です」そう言いマイはポケットからスマホを取り出しエフィと連絡を取る。

 「それ以外のメンバーは一度自室に戻り出撃の準備をしろ。終わり次第モニタールームで合流だ。」

 「了解」カイ、エンサ、ロイはそれぞれ自室へと急ぐのであった。

・・・10分後

 サクリファイス隊メンバーはそれぞれ固有の武装を身に付けモニタールームに集合していた。

 カイは鎧と自分の身体よりも大きい盾を装備している。また、その鎧と盾にはスラスターが装着されており、これにより敵をなぎ倒し、囲まれた際の突破口を開いている。

 サキはショルダーバッグを肩から下げており、その中には2つのサキお手製の武器と道具がある。1つ目は雷電銃という銃であり、威力は人間を気絶させれる程まで上げる事が可能であるが威力を上げるごとに消費魔力は増加してしまう。2つ目はドラッグ生成キットという箱型の機械であり、これにより瞬時に適切な薬を生成できる。また、服装はスラックスにワイシャツその上に緑色のローブを羽織っている。この服装はサキが昔ハマっていたアニメから来ているものであり特にこれといった仕掛けはない。

 エンサの武器は特殊なメリケンサックとなっており、エンサの膨大な魔力を込める事でメリケンサックの山にの部分から爆発が起こる仕掛けとなっている。また、エンサの履いている靴にはスラスターが取り付けられており、飛行する事ができる。

 ロイはスナイパーライフルと短剣を装備しておりそれぞれ特殊な仕掛けが施されている。スナイパーライフルには壁や床などを透かし生物を捉えるスコープそして、コンクリートをも貫通するほどの弾が装填されている。短剣は刃全体が毒で出来ており1分程で毒が体を蝕み死に至る。服装は迷彩服を着用している。

 サクリファイス隊はそれぞれ異なる指輪をはめており、カイの指輪は使用すると青く輝きカイの周囲に結界を張る。その結界は、外側からの攻撃を一切受けつけない。サキの指輪は使用する事で緑に輝きヒール魔術『天使の涙(エンジェルティア)』が行えるようになる。このヒール魔術は対象の傷を即時に癒す。エンサの指輪は使用すると赤く輝きエンサの魔力量が大きく上昇する。ロイの指輪は使用すると黄色く輝きロイのあらゆる速度が上昇する。

 

 「えー皆集まったな?それでは今からテロ部隊鎮圧作戦の説明を開始する」

 

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