54.来訪者(10)
まずは仲間の紹介からだ
まずは、キング、カワセミだ。とても強い
「「「これがぁ〜?」」」
みんな舐めているな。ちょっと実演してあげて
演習場でターゲットの人形を指し示す。
キィー、ちゅっちゅっちゅっ...
人形が一瞬で穴だらけになる。そして装備したガトリング速射砲で
ぶぶぶーーーっ
ターゲットは粉になった。
「「「ぎゃーー」」」
「なんですかぁーーこの戦闘力は、これは勝てないわーー」
勝つ気でいたのか? 科学者だろ?
次に、ドラファ、人化を解いて
「「「ぎゃーーー」」」
「彼女はドラゴンです」
「伝説の魔物ぉーーー、ここはお伽噺の世界かしらーー食べないでーー」
ウノがパニクっている
「あっ、フェンはいいか」
「あるじー。スルーしないで。おれフェンリルだからね、同じ伝説の魔物なんだから」
「えー、知らないわぁ、そんな伝説あったかしら」
ウノ何気に酷いこと言ってる。
「うおーん」
あっ泣かした、わーるいんだ
アリー、彼女は妖精族だ。
「妖精ってお伽噺でしか知りませんでした、居たんですね」
「どの様なからだの構造を...」
「こらっ、やめろ、研究材料にするな」
「でも科学者としては...」
「じゃあお前も解剖するか?」
「いや、それは、 ごめんなさい」
次々に紹介していく、最後に最近仲間に加わったバジルを紹介する
「彼女が最強のスペースキングドラゴンです」
「?スペースキングドラゴンって?」
「あの月に付いた形のままです、彼女がぶつかった跡です。」
「「「ぎゃーーーー」」」
「私達とんでもないやつの仲間に入らされた様だ」
「生きていけるかなぁ」
「勝てる気がしない」
だから、闘えなんて一言も言ってないよ。もう。
「一度に紹介しても覚えられないだろうから今日はこのぐらいにして...」
「マスター・ロイ問題有りません、記憶力には自信があります、全て記憶しています」
俺が人の名前と顔を覚えられないの知っていて、の、嫌味?
今までで一番の打撃を受けた気分だ、小奴らやりおるな
「じゃあ、商会長もしているから、商会関係を紹介するね」
ちょうどフォーズンが納品に来ているので、紹介しよう。
資材調達で色々お世話になると思うしね。
とりあえず、彼らには自由予算を与える。それを越える分の可否は交渉で決める。
一人当たり年間500万ゼニとした。少ないと思うが今後の働き次第で調整していく。衣食住は俺が拠出、小遣いは当面無しだ、一応犯罪者だしね。俺が拉致したとも言えるが黙っておく。
あと昼からフォーランも来るので紹介してっと。
その後、魔導具屋ドラゴンズ・ロイに行って紹介しよう。あっ魔道具屋のメンバーの名前って何だっけ?
覚えていないので自己紹介させた。




