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呪い屋本舗3 (魔導具屋に転職する)  作者: ぽしょなれ


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51.来訪者(7)

さて、大戦隊が来るんだと。来たら嫌だな。面倒だ。宇宙戦争なんてしたくない。

若干1名はやりたそうだけど。

大量虐殺したいわけでは無いので、アルファ4に行って、船団を全て押収しよう。

その後は知らない、内政干渉はしない。強盗団の武器を奪うだけだ。


まず、バジルが設置してくれたアルファ4のドラゴンサットを見る。

周回軌道上に複数の宇宙船ドックがある。

まずは、地上と宇宙船ドックを行き来するシャトルを押収しよう。

宇宙戦艦で向かうことにする。今回は見届人としてアルガも乗船している。

ゆっくり出来ないので、バジルに送ってもらう。ありがとう。

あっ、ドラゴンサット基準でマイワールド経由移動が早かったかな。


さて、現在はドラゴンサットの軌道で彼らの宇宙船ドックよりも遥か上の軌道だ。

ここからだと押収できないので地上近くまで行く必要がある。

宇宙船ドック邪魔だな、

計画変更。宇宙船ドックから押収する。強盗の持ち物は全て俺のもの、バウンティハンター・ロイ参上

戦艦のときと同じ方法で押収していく『眠くなる呪』で眠らせて、『一時保管』にどんどん人を放り込んでいく、そして、『押収品』にドックごと放り込んでいく。

もう作業でしか無い。これで、移民船と、戦艦全てを押収した。

戦闘を期待していたアイスは少しご立腹だ。ごめん。


そして、地上付近に行き、シャトルを全て押収していくと同時に宇宙船ドックに居た人たちをを降ろしておく。そのうち目覚めるだろう。

シャトルを全て押収できたところで、警報が鳴ってしまった。かなり時間がかかったので最初に眠ってもらった人たちが起きてしまった様だ。


押収作業も終わったので帰る事にする。

とりあえず、シャトルのあった場所に張り紙をしておく

『バウンティハンター・ロイ参上、強盗の武器を押収しました。

 うちの星にはもう来るな!』


さっさと帰ろう。

ぱぁぅん!ぱぁぅん!

地上から、高射砲が打たれている。もちろんシールドがあるので何の問題もない。

アイスがこちらを見てはぁはぁと禁断症状を抑えている、仕方ない

「やってしまいなさい」

「ラジャー」

真下の高射方には爆弾を投下し、離れたところは砲弾を放った。

全弾命中、流石だ。

戦闘機が数十機やってきた、機関銃を撃ってきた。ガトリング速射砲で応戦、戦闘機は塵になった。

こちらはシールドがあるので、被害0だ。


もう良いだろう。行くぞ。アイスは少し物足りなさそうだったが、もう帰る。


アルファ4はしばらく監視対象だな。科学の力をもっと良いことに使えばよいのに。


ーーーー

「敵襲だぁー。全て奪われた」

「何だと、あの船か、撃ち落とせ」

「全く歯がたちません、何か結界を張っている様です。」

「ええぃ、戦闘機を出せ」

「了解」

「駄目です、全て撃ち落とされました

 あと、シャトル格納庫にこんな物が」

「はぁ?

『バウンティハンター・ロイ参上、強盗の武器を押収しました。

 うちの星にはもう来るな!』

 だと、先遣隊からの報告は?」

「なにも有りません、定期連絡も途絶えました」

「失敗したのか、この星の命運をかけた一大プロジェクトが

 また1から計画の見直しか」

「もっと他の所に力を入れるべきじゃないですか?」

「なんだと、元いた星に戻って、何が悪い」

「我々の先祖は逃げ出したんですよね、見捨てた星にのうのうと顔を出すのはいかがなものかと」

「お前はクビだ」

「喜んで、私も見切りをつけさせていただきます」


「あーどうしよう、国王が黙っちゃいないだろうな。

 しかし、相手はこちらを単なる盗賊団としてしか見ていない様だ、

 戦力がなければ話も聞いてくれんぞ、いや、戦力で押そうとして失敗したんだ

 やはり、親善使節団を送るべきだったのだ。あのバカ国王の一声で決まってしまったのがいけない。

 だれも止める者が居なかった。

 こうなったらクーデターしかない。

 」

そして内戦に発展していったとさ。

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