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呪い屋本舗3 (魔導具屋に転職する)  作者: ぽしょなれ


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42.辺境伯城完成(2)

さて、城を築いて早々だが、侵入者が結構居るらしい。着工当初からセキュリティを強化して罠ゾーンから建設が始まっている。今日も何人か増えたようだ、貴族の子息も居るようだが、名乗っていないのでみんなそのまま刑務所村行きだ。まあ、不法侵入なので刑期2年かな。前科持ちの場合は罪状一つ毎に倍の刑期。

前科1犯なら4年、前科3犯なら8年だ。もちろん真面目に刑期を過ごせば減刑もあるが、逆に問題を起こすようなら刑期延長、もしくは鉱山行きだ。ただ、刑務所村設立からまだ2年ほどなのであまり居ないが、減刑対象者ほど残りたがってわざと問題を起こすのは困った事だ。なので減刑対象者には選択肢を与えている、減刑して出村か、安い賃金で仕事をして村に残るか。安い賃金と言っても衣食住は刑務所と同じなので経費として引いているだけだ。ただし居残り組も2年と期限を設けた。その代わり希望すれば刑務所関連の仕事を斡旋する。放りだしてまた戻って来るようなことは無くしたい。

因みに重罪者はこの刑務所村には来ない。そういうのは帝国の牢獄行きという帝国との契約だ。


犯罪者に説明するのも面倒なので、最初に捕らえたやつに説明係という仕事を与えてやった。上手くこなしいいるようだ。

刑務所ビジネスも順調のようだ


この城も犯罪者から『戻らずの城』と呼ばれる様になるのかな。地下世界に落ちるのは『戻らずのダンジョン』と同じだ。


さて、女神像の間には当然ご利益付きの女神像を設置してある。城の者がいつでも拝める様に。

広間は、集会所とか、余りやる気は無いがパーティとか、多目的ホールだ。

厨房と食堂は城の皆が使用する事ができる。領主と従者は専用の部屋が併設されている。

料理は、各衛星都市から呼んできていて副料理長とし、それぞれの特徴ある料理が食べられる。総料理長は帝都から呼んできて勇者メシやジャパンゲア大陸料理もある。基本は日替わり定食を持ち回りで出している。担当日でない副料理長はお手伝いをして他の都市の料理を勉強することになる。あとは軽食として、サンドイッチやうどんなどである。夕食も同じだが、夕食時にはビールかワインが飲める。

会議室は、主に亜人国の代表が訪れたときとかに使用する。

執務室には、ドラゴンサットのモニターが並べられている。銀河、月、アルファ5、アルファ6など見ごたえがある。

展望室からは、魔人国が眼下に広がって見える。龍人国はかろうじて見えるが、他の都市は遠くて目視では見えない距離にある。


城への物資の運搬は、大きな物はホワイトドラゴンにお願いして、日常的なものはローリン商会に頼んでする。


さて、お披露目として、亜人国の代表者を集めてパーティをするか、面倒なのでやりたくは無いが仕方ない。そういうものらしい。

魔人国、龍人国、鳥人国、獣人国は族長クラスも、ついでに、皇帝と衛星都市の領主にも招待状だけはだしておこう。あとホワイトドラゴンも一応、人化はしてもらうけど。

客室は足りるかな。

3ヶ月後に予定した。地下道で来れば早いがウェストチャイが移動距離的には一番遠いかな。母艦で送り迎えしてもよいけど。




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