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呪い屋本舗3 (魔導具屋に転職する)  作者: ぽしょなれ


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27.ベータ5(2)

精霊さんに頼んで街の上空まで行ってもらう。


街で歩いているのは、人種と亜人種のようだ、言葉は分からないがアルファ3の言語と似ている気がする。

ドラゴンビジョンを人に向けて、言語中枢をスキャン、言語習得!


この能力助かる。


人種はどこでも居るんだな、そうか、前世の人が召喚されているのは宇宙規模なんだな。


精霊さんに会話をそのまま、こちらに送ってもらう。

ーーーーー

「なあ、聞いたか、また税が上がるんだってよ」

「これ以上あがったら食っていけないよ」

「しかも、徴兵だってよ」

「どうせ金は出ないんだろ」

「そうさ、メシが出るぐらいだ」

「メシが出るだけましかぁ、隣国なんて何も出ないらしいぜ」

「やってられんなぁ」

ーーーーー

どこでもある話だな。

「精霊さん、戦争って多いの?」

〈ああ、奪い合いに自然破壊、やり放題さ、精霊も減ってきた、この星も終わりかな〉

物騒だな。降りなくて良かった。

こういうのは干渉しちゃいけないんだよね、なんとかトレックで言ってたね。

〈自然破壊だけでもなんとかしてくんないか?〉

「そりゃね、でも俺にそんな権限無いよ」

〈やつらに自然破壊する権限もない〉

「でも事情を知らない第三者がしゃしゃり出てもね。」

〈頼む、なんとかしてくれたらこのサンストーンをやる〉

「何?サンストーンって、ムーンストーンなら知ってるけど」

〈しらんのか?エネルギーの源じゃよ、星の核の一部じゃ〉

「へえー、使い道あるの?」

〈わしもしらん〉

なんのこっちゃ

太陽あげますって言うのみたいじゃん、どうしろと

とりあえず困ったときのナビくんだ


ーー因みにロイ様権限がないとおっしゃいましたが、残念ながら全権限を持っています。

  人類を抹消してもかまいません


残念なのか? 抹消するわけ無いでしょ

「じゃあ、自然破壊だけなんとかしよう、人類は無視しよう」

〈ありがたい〉

「状況を教えて、龍脈はちゃんと流れているようだが」

〈龍脈が穢れてしまっての〉

しまった、穢れセンサーで見てなかった。

ドラゴンサットで確認する。

おー、ほぼ全滅

精霊の死骸がたくさんあるってことだな。

でも全体に広がっているってことは、龍脈の吹出口かその元かもしれないな。

地表の文明レベルではそんなことは生じなさそうだ。

地下か?


赤道上にドラゴンサットを配置したので極は見難い、新たに両極にドラゴンサットを配備する。

観測の結果、アルファ3と同じくダンジョンへの穴が見つかった。

ナビくん入っても大丈夫


ーーアルファ3の様な時間のズレは無い様です。同じ様に地下世界があると思われます。


行ってみるか










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