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10.ムーンストーン採掘(1)

魔石の手配は出来そうだ。

次はムーンストーンの調達だ。

キングの話では月にあるらしい。

現在、マイワールドの中で宇宙戦艦を建造中だ。現在の母艦を参考に、宇宙空間仕様にしてデザインしている。宇宙空間で上下のあるデザインはおかしいとか言われそうだけど、大気圏でも使うから良いのだ。

ただし小型艇はオブシディアンの密偵艇を参考に球体にした。

さて、今回は中型艇を忘れないで作る。

宇宙戦艦は軌道上に起き、中型の着陸船で降りて採掘し運ぶ方式にした。月には海がないから着陸しにくいからだ。まだどこにあるとか不明な点が多いので、中型艇で降りて月面基地を作る、そこから小型艇で調査して、採掘機を向かわせる算段だ。

因みに、月には龍脈がないので精霊や妖精は連れていけない。森の妖精アリーはお留守番だ。キングの話では魔素は少ないが存在する様だ。空気は無いので、外部作業用に宇宙服も作らないといけない。シールドを張れば死にはしないが、作業ができない。あと重力も少ないので訓練してから行ったほうが良いな。


色々と面倒なので、近くで探したらという意見もあるが、行ってみたいというのが本音だ。

キングだけ行ったなんてずるい。

あと宇宙怪獣も見たい。居ないかもしれないけど。


ドラゴンサットの月バージョンも作ろう。とりあえず、現在のドラゴンサットの反対側に月観測用の物を取り付けた。裏ドラゴンサットだ。この世界の月も自転しておらず常に同じ側を見せている。また星の周りを回っているので今の1台のドラゴンサットでは補足しきれないので4台配置した。これで地表もカバー出来る様になった。3台でもカバーできるけど大陸が真反対にあるので4個所の方が見やすい。

北極側と南極側も設置したかったが、今回は必要ないし太陽風の影響があるかもしれないので今回はやめた。


太陽風とか、隕石とかは船にはシールドがあるので大丈夫だ。宇宙空間にも魔素がダークマターの様に存在するので動力に問題は無いが、龍脈は無いが流れていないだけだ。移動中は移動自体が流れを作るため問題ない。月の軌道上でも同じ、だが地表には流れが無い。


居住空間に関しては全く問題が無い、マイワールドの『屋敷』で事足りる。当然食事も問題ない。

いざとなればマイワールド経由で地上に逃げられる。マイワールドに拍手。


だがそれでも、準備には結構時間がかかった、約3ヶ月だ。もちろん地球ではそんなに早くは出来ないけど。異世界あるあるである。


その間にも、ドラゴンズ・ロイでは、魔石の再利用事業が開始された。ローズン商会での買い取り、再販事業も始まり順調である。

ドラゴンズ・ロイでは魔石キャパシターの規格化を行い、自社開発の全ての機器で使用できる様にした。

容量サイズを3種類にした、小型、中型、大型 をA、C、Eタイプとした。その間のBとDは必要になった時に使うため欠番とした。


Aは手持ちの懐中電灯とかに使うやつ

Cは据え置きランプとかに使うやつ

Eは魔道機械、魔道具などに使うやつ


魔力充填サービスも始めた、長時間保つ様にはなったが、蓄えた魔力を消費したら終わりだ、魔力のある人なら自分で再充填出来るが、そうでない人も多い。個人で充填サービスをしている者も居るが、おそらく普及に伴い足らなくなるので作った責任として充填サービスも始めた。最初は魔力を持つ者を雇うことになるが、そのうち疑似精霊石を使った充填機を作る予定だ。今はムーンストーンは実験用に錬金精霊の里から購入したものだけで、量産用はムーンストーン採取の段階なので、まだまだ先の話ではあるが。




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