第2話 ワタシの目覚め
ココは、何処?
ワタシ...は、ワタシ?
コレは、ナニ?
頭が痛い、ん?頭、って何だ?
...いや、何かは分かる、だけど分かる事がオカシイ。あれ、オカシイのは何で?
うー、考える度に次々と分からない筈の言葉が湧き出してきて頭の中がめちゃくちゃだ。
頭の痛みを感じながら辺りをぐるりと見渡す。
たぶんここは森なんだけど、ワタシの周りだけ抉り取ったみたいに植物が全く生えていない。
頭を動かした時、カランカランと殻のようなモノが落ちた。
落ちた殻をよく見ると、ワタシの周りにも同じような殻が沢山落ちている。
なんとなく、落ちた殻を拾い背中に乗せる。
すると殻は体に沿ってピッタリハマり、非常に収まりがいい。
殻に満足し、再び周りを見る。
ワタシの周りは草も苔も生えておらず地面が見え、空は開けててよく見える。
ワタシのいる空間の先には空が見えなくなる程生い茂る森がある。
森との境目にはこちらに伸びる枝葉が境目で途切れているのが分かる。
流石にこの場所がオカシイというのは分かる。
それに、この場所にいるワタシもだ。
まぁ、それについては考えても仕方が無いので思考を切り替える。
それと、いつの間にか頭痛は治まっていた。
うーんうーんと唸りつつ頭の中を整理していると、くーっ、とお腹の音が鳴った気がした。
うむ、コレはアレだ、お腹が空いたってやつだ。
今まで気が付いてなかったけど、体にあまり力が入らないし、少しずつ力が抜けてきている。
少しだけ危機感を覚えながら、辺りを見渡した時に見つけていた瑞々しくて美味しそうな若葉に向かう。
若葉の前までやってきたワタシは限界と思うまで口を大きく拡げ、口一杯に入れて閉じた。
そうすると、若葉は口の中で溶けるように無くなり、溶け出した若葉から何かが身体中を巡り力が湧いてくる。
この感覚はとても気持ちいい、だが、肝心のお腹は余り膨れていない。
だけど問題無し、何故ならここは森、目の前には美味しそうに生えている草が続いている。
では、いただきます!
自然と心の中でそう呟き、再び口を拡げ、閉じた。
*****
ふー、満腹満腹。
途中から一心不乱になってたようで、気付けばかなり食べ進んでいた、空は見えないけど辺りが少し暗くなっている。
来た道を振り返って見ればそこは草が生えず地肌が見える道が真っ直ぐ続いていた。
こんなに綺麗に食べた覚えはないのだけれど、ワタシは満腹になった事で身体中に力が漲っている、今なら何でもできそうだぐらい全能感を感じている。
うりゃりゃりゃりゃー!
漲る力のままに今までに無い動きをして一気に近くにあった巨木を駆け上る。
木はかなり大の大きさで辺りを一望できる高さがある。
太陽は沈み出し、夕日が森を照らしている。
そして今日の事をアレやコレやと振り返っているといつの間にか完成間近の繭玉の中に居た。
今日を振り返り終わり意識を現実に向けると、ワタシはワタシを覆う繭を作っていた。
それに気づいた途端、ワタシの体はピタッと止まり口から出ていた糸が途切れてしまった。
それによって、天井部分が完全に塞がっていないまま無意識の繭作りは終わってしまった。
天井の穴を見るとムズムズするが、糸を出して塞ごうにも、上手く糸が出せない。
穴から身を乗り出して外を見るが、外は既に日が落ちていて、何か塞ぐものを探すのも難しいそうだ、それにさっきから堪え難い眠気が徐々に意識を奪っていく。
仕方なく穴が空いたままの繭玉の中で丸まり襲いかかる眠気に身を任せた。
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《・の・・へ・・・名『・・・』の進化・要・》
《・の・・より・進・の・・を・・しまし・・
・象の条件を・・、個体・『・・・』は・・進化・・です・・化しますか?》
《YES》
どうも、作者です、読んでいただきありがとうございます。
後でちょっと修正するかもです。
次話は月末を予定してます。




