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1章   牡丹のいつも

疲れた。

毎日毎日作り笑いをし、なんとか“グループ”にいる現実に。

もっと色んな事...そう、、  いや、考えても仕方ない。

っていうのを毎日脳内再生してんのよなぁぁぁぁ。。。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

家に帰ると散乱したゴミと『ゴミ』が待っている。

学校では仮面を被りジブンを置く。

風呂と睡眠、それから読書だけが彼女にとってのいわば酒だった。

。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。

『ゴミ』曰く、「金は?」「はやくしてくれる?」

毎日働かず夫婦仲良くパチンコ、FX...

タチが悪いのは増える時がある部類で腐ってる事。

「こないだ稼いだだろ?」「で?金は?」のお決まり文句。

ボロアパートに3人住まい。生活費は祖母の遺産だかなんだかと彼女のアルバイト代から発生しているらしい、知ってるけど他人事にならないかと“らしい”なんて付けてしまうようだ。ゴミ捨ては楽しい事の一つだ。実際に捨てたい方を殺めたりなんかしたらレッドカードだからだ。ゴミなんかに申し訳なさを感じつつ捨てることで気分を替える。

そして...

ピピピピピピピピピピピピピピピピッ  カチ。

朝を伝える音が左上らへんからいつものように参上し、また華やかさなど微塵も存在しない仮面舞踏会へと足を運ぶ。

被りすぎから最近鬱になりつつあるが、自分より大変な人が何処かにいると考えると此処で退めるわけにはいかない無駄な正義感が今日も彼女を襲っていく。

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