表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」  作者: なつきコイン
一年目、五歳

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/101

第41話 洞窟に入るの。

 エルダの家から歩くこと一時間、レイニィ達はスライムが棲息する洞窟の入り口に着いた。


「えー。皆んな注目。洞窟に入る前に幾つか注意点があるから、心して聴く様に」


 エルダがレイニィ達の前に出て注意事項の伝達を行った。

 レイニィ達は真剣に聞いている。


「最後になるが、これが一番大事なことだ」


 レイニィ達は緊張して次の言葉を待つ。


「レイニィは魔法の威力をよく考えてから使う様に。考えなしに使えば、洞窟が崩落し、私達は生き埋めだ。

 レイニィ、わかりましたか」


「はいなの。気を付けるの!」

「よろしい。では出発」


 アイス、護衛、エルダ、レイニィ、残りの護衛の順に洞窟へ入る。

 洞窟の中は暗い、護衛の二人が松明を翳している。


(松明か。懐中電灯とまで言わないが、せめてランタンが欲しかったわ。透明なガラスがないのだもの無理よね)


 レイニィは洞窟の中を進みながら、灯りをどうにか出来ないか考えていた。


(光魔法ってないのかしら。魔力を光に変えればいいのよね。

 熱を上げていけば、副次的に光も出るけど、洞窟の中で蒸し焼きになりかねないから却下ね。

 前世で、電気を光に変えるには電球を使ってたわね。

 フィラメントに電気を流せばよかったはず。

 フィラメントには確か、竹炭を使っていたんだっけ?竹ってあるのかしら。

 あ、でも駄目か。フィラメントが高温になって燃えない様に、不燃性のガスで覆っていた筈。つまり、ガラス瓶とか管の中でないと燃えちゃうという事だ。

 結局ガラスか。お姉ちゃんには頑張ってもらわなければ)


「レイニィ、ぼーっとするな。ちゃんと探索しているか」

「はいなの。だけど、洞窟の中は探索しづらいの」


「岩の壁が少なからず魔力を遮るからな。少しだけなら、能動探索(アクティブサーチ)を使っても構わんぞ」

「了解なの。弱目に使うの」


 レイニィは能動探索魔法を使った。


「ん、この先、右に曲がった方が、何か一瞬光ったぞ」


 先頭を歩いていたアイスが、仄かな明かりに気付く。


「そっちの方にスライムがいるの」

「スライムは魔力を受けると光る性質があるからな。その光だろう」

「そうか、なら慎重に右に進むぞ」


 アイスは剣を構えながら、松明の灯りを頼りに、スライムを探す。

 それを見て、レイニィは考えた。能動探索を掛け続ければ、アイスでもスライムを簡単に見つけられるのではないかと。


「能動探索を、連続して掛けるの」


 アイスの少し先でスライムが赤く光出した。


「お嬢様、ナイスだ。これなら簡単に倒せる」


 アイスは、素早く踏み出すと、剣を一閃、スライムを一刀両断にしたのだった。

 核を切られたスライムは、グズグズと崩れていく。


「赤いスライムなの」

「レッドスライムだな。火を飛ばしてくるぞ」


「不意打ちされなければ避けられます。お嬢様、次も頼りにしてますよ」

「任せるの!」


「こらこら、余り安請け合いするな。アイスもレイニィに頼り過ぎるなよ」

「はいなの」

「わかりました。気を引き締めていきます」


 その後もレイニィ達はサクサクとスライムを倒して進んだ。


(シルバー)スライム、なかなか出ないの___」

「そう簡単に出てくるものか。滅多に目撃例がないんだぞ。一週間、いや、一月掛かるかも知れん」


「えー。そんなになの」

「レイニィが探索で、スライムの種類が見分けられる様になれば、見つけ出すのも早いかも知れん」


「赤に、緑に、青、この辺は区別出来る様になったの」

「まあ、その三種類が一番多いからな。それを弾けば、だいぶ絞れるんじゃないか?」


「赤、緑、青って、RGBなの」

「なんだ、RGBって」


「光の三原色なの。・・・。ひかり。スライムは魔力でひかる。電球を通り越して、LEDが出来るの。あ、駄目なの。ガラスがないの。結局ガラスが必要なの!」

「レイニィ、どうした。大丈夫か」

「お嬢様、しっかりしてください」


 レイニィが、突然独り言を言いながら考えだし、大声を上げたので、周りが心配をした。


 大声を上げて切れた息を整えながらレイニィは言った。


「ハア、ハア、ハア。銀スライムが見つからないから、今日は、赤、緑、青のスライムを持って帰るの」

「それで、気圧計に代用が効くのか?」


「気圧計でなくて、他の使い道を思い付いたの」

「そうか、なら、サッサとその三種類を捕まえて家に帰るぞ」


 エルダの号令で、スライムを三種類倒すと、それを壺に詰めて持って帰ったのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ