表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」  作者: なつきコイン
一年目、五歳

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/101

第39話 エルダの家なの。

 ミディアの小屋で十分寛いだ後、レイニィ達は再び馬車で森の奥へと進んだ。

 すると森の中なのに少し開けた場所に出た。

 そこには一軒の大きなログハウスが建っていた。


「あれが私の家だ」

「えー。木の上の小屋じゃないの?」

「見たところ、普通のログハウスだな___」

「エルダ様は、エルフなのですよね?」


 エルダの家を見た、レイニィ、アイス、スノウィの三人が、揃って否定的なことを言う。


「なんだ、その、残念なものを見る様な目は。エルフが皆んな木の上に住んでいるわけではないんだぞ」

「でも、今まで見てきたのは、みんな木の上だったの!」

「ただ、昇り降りが面倒なだけなんじゃないか?」

「先程も、登るの面倒くさいと言ってましたし___」


「私の場合、色々と荷物が多いから、木の上だと重さに耐え切らないんだ」

「まあ、そういうことにしておいてあげるの」

「はあ、仕方ないな___」

「さあ、さっさと入りましょう」


 レイニィ達三人は馬車を降りていく。


「こら、お前達。家主を差し置いて勝手にいくな!」


 エルダも続いて馬車を慌てて降りたのだった。


「レアム。戻ったぞ」


 エルダは家の扉を開けると、中に向かって声を掛ける。

 少しするとエルフの少女が奥から出て来た。


「エルダ様、今回は随分とお帰りが早かったのですね。行って早々、家庭教師を首になったのですか?」

「そんなわけあるか!失礼だな。教え子のレイニィ達だ、暫くここに滞在する。面倒を見てやってくれ。

 レイニィ、こっちがレアム。召使いだ。留守番から家事全般まで、家のことは全て任せている。家のことはレアムに聞いてくれ」


「よろしくお願いしますなの。レイニィなの」

「まあ、可愛らしいお嬢様だこと。召使いのレアムです。なんなりとお申し付けください」


「レアム、取り敢えずお茶を用意してくれるか」

「畏まりました」

「さて、私たちはリビングへ行こう」


「広い家なの」

「レイニィの住む屋敷に比べれば小さいがな」


 レイニィ達はリビングでお茶を飲みながら寛いでいる。


「本もいっぱいなの」

「ここに置いてあるのはほんの一部だ。書庫に入り切らなくなった分を置いてある」


「見ていいの?」

「構わんが、壊さない様に注意してくれよ」

「気を付けるの」


 レイニィはソファーから立ち上がると、本棚に近付き、適当な本を手に取った。


「重いの」

「大丈夫ですかお嬢様」


 スノウィが慌てて手を貸す。


「この本、石版なの!」

「石版だけじゃないぞ。木版、鉄版、羊皮紙、色々だ。紙がなかった時代の本がそろっている」


「凄いの、でもなんでこんなに揃ってるの?」

「まあ、私は『大賢者』だからな。当然だ」


「先生の(ジョブ)は『大賢者』だったの。ビックリなの!」

「あれ、言ってなかったか?」


「初めて聞くの」

「そうか。もっと崇めて良いのだぞ」


「ははー、大賢者様」


 レイニィは正座して、床に平伏した。


「乗りがいいな」


 そこに、レイニィ達が滞在する部屋の準備を済ませ、レアムが戻って来た。


「エルダ様、こんな小さな子に、何をやらせているんですか!!」


 エルダはレアムから、正座で説教を受ける事になった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ