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転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」  作者: なつきコイン
一年目、五歳

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第23話 土魔法を覚えるの。

 昨日はエルダがやる気を挫かれてしまい、早めに終わらせてしまったが、一晩寝て、エルダのやる気も復活した様だ。

 朝から教える気満々である。


「今日は土魔法の訓練をしようと思う!」

「はい、先生。魔法で土を動かすの?」


「そうだ。慣れるためにこんな物を用意した」


 エルダはビー玉位の球体を複数取り出し、テーブルの上に置いた。


「これは魔石を削って作った物だ。これを動かす訓練をする。始めに一つから、できる様になったら、いくつかまとめて動かす訓練だ」

「はい、先生。質問なの。何故魔石なの?」


「それはだな。魔石は魔力の影響を受けやすいので、動かしやすいからだ。

 ほかに、ミスリルなども魔力を流しやすく、動かしやすいのだが。

 なにぶん値段が高いので用意できなかった。

 逆に鉄は魔力を通さず。その影響を受けないので、魔力で動かす事はできないから注意しなければならない」


「物によって、魔力の影響を受けやすい物と、受けにくいものがあるの。それは、わかったの。でも、鉄に注意しろとはどういう事なの?」

「鉄で防がれると、魔力による攻撃は効かない。そして、鉄での攻撃は魔力を使って防げない。魔術師にとって鉄は天敵だ」


「なるほど、それは注意が必要なの___」

「納得がいったなら訓練だ。早速、始めるぞ」


「はい、頑張るの!」

「レイニィの場合、頑張り過ぎないくらいが丁度いい」


「あ、そうなの」

「魔術はイメージが大切だからな。玉が魔力で動くイメージだ」


「はい、イメージ。イメージなの」


(魔力で物が動くイメージというと、磁石に鉄がくっつくイメージかな。こちらの世界には磁力はないみたいだから、それを魔力に置き換えて。磁石に砂鉄がくっ付く感じで、魔力で魔石をくっ付ける。よし、できた)


 レイニィの魔力で、魔石の玉が一つ、テーブルから拳二つ分位浮き上がった。


「レイニィ!何をしてるんだ!」

「え?」


 パリン。サラサラサラ。


 エルダに怒鳴られて、レイニィは驚いて魔力を込め過ぎてしまった。魔石は光の砂粒になってしまった。


「あー」

「すまん。いきなり怒鳴ったりして。さっきのは私が悪かった」


「あの、なんで怒鳴られたの?何が不味かったの?」

「いや、どちらかといえば逆だ。レイニィ。何故、態々、魔石を削って玉にしたと思う?」


「えーと。・・・。転がりやすい様になの?」

「そうだ。私は、転がって動かしやすい様に玉を用意したのだ。それなのに、いきなり浮かせるものだから、ビックリして大声を上げてしまった」


「ごめんなさいなの」

「いや、レイニィは全然悪くない。謝る必要はないぞ。私が甘くみてたのが悪いのだ。

 さあ、気を取り直して再開しよう。

 そうだ。あれだけできれば、魔石以外でも動かせるだろう。素材の違いによる魔力の影響の違いを掴んでおいた方がいい」


 エルダは魔石以外の玉もテーブルの上に取り出した。


「わかったの。それじゃあ始めるの」


 レイニィは集中して玉を空中に浮かし始めた。


「最初は一つを自由に動かせる様にして。出来たら数を増やしていくように」

「はいなの」


 それから一時間、レイニィはエルダが用意していた全ての玉を自由に飛ばせる様になった。


「はー。凄いな。もう出来る様になるなんて」

「先生。お外で、もっと遠くに飛ばしたいの___」


「ああ、そうだな。いいぞ。だけど一人では出ないように。誰か連れて行きなさい。

 私は次の訓練の計画を考えてから、後で行くから」

「はーい。じゃあスノウィを連れて行くの!」


 レイニィは楽しそうに部屋を出ていった。


 一時間後、エルダがレイニィを探して外に出ると、レイニィ達は屋敷の裏山にいた。

 先日、レイニィが林を引き裂いた辺りだ。

 そこには、レイニィとスノウィの他に、何故かドライとアイスもいた。



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