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無職くんと薬剤師さん  作者: 町歩き
するまでが とても長すぎる決意
30/126

メンズデーが無い理由 と 満足は才能

第一章完成したので修正済みから順次差し替えします

第一話も張替えで修正済みです


先にこちらを消してノリで付けてたサブタイトル分からなくなったので

新タイトルになっております・・・


会社の寮が入っていると聞いたビルの中


自分の考えた事に ほんの少し沈んだ足取りで階段を昇り終えると 

私は二階の中央ホールに立って周囲を伺う


二階は床も汚れておらず 綺麗なもので

特に何かが起こっていた場所を 感じされるモノがないので少しだけ安心する


メモに取っておいた見取り図を見直すと二階から五階のエリアは

寮室として利用されており ホールを中心に左右に四部屋ずつ各階に八部屋で

小分けされており ホール周辺にはトイレや給水所などが設置されている


そして二・三階が男子寮であり 四・五階が女子寮となっており

まさに現代日本の社会的ヒエラルキーを 良く表している部屋割りだと思う


レディースデーはあちらこちらで耳にしたり目に入るが


メンズデーはどちらを向いても耳にできず目に入らない


男子の寮室をひと部屋ずつ探索しながら 

その事について書かれた記事を 大分昔に読んだ事があった事を思い出す


その記事によると 勿論個人差はあるだろうが女性の方が 

経済用語でいう所の 「インフルエンサー」と呼ばれる 

消費活動においてカリスマ的働きを 期待する事が出来るらしい。


例えばの話だが お付き合いしているカップルで外食をする際に

彼氏が彼女に 今日は「和食が食べたい」や「洋食食べたい」などの

女性の要求を伝えられて 行き先で掛かりそうな料金が妥当ならば

男性の食の好みにも依るだろうが 断る男性は多分少ないと思う


かたや覚えのある男性諸君も多いと思うが 同じ条件で

彼氏が彼女に「何 食べたい?」と尋ねると「何でも 良いよ!」と答えつつ

男性側が伝える彼が思いついた食事内容がお気に召さないと


「それはちょっと・・」や「そういう気分じゃ・・」など

お前言ってる事が違うじゃねーか!と 感じる事が多いと思う


女性が言葉にしていない文字を 私の個人的な経験則で足すと

「私の好きなものなら 何でも良いよ!」な 訳だがら仕方は無いのだが・・


このようにお金を使う行為の 意思決定権(お金を落とす場所や物)は

主に女性が握っている事が多く それならば、その女性を優遇すれば

男はおまけで付いてくるから問題なしな 男女平等どこいった?的な

「男の哀愁」を感じさせる鬼畜システムなのである


他にも女性の方が 消費行動や「得をした!」という行為に対して

喜びを感じる度合いが男性よりも 高いというより優れているらしく

それでバーゲンやセールなど 女性層をターゲットにした催しが多いと

記事に載っていたような気がする


こう書くと「これだから ま~んはw」とか「女は欲深いというのか!」など

思う方もいるかと思うが そういう意味ではなく 払った代価より

多くの喜びを得られるのは 実に素晴らしい才能なのである


それが顕著な例が 男女での自殺率の差である。

殆どの先進国では 男性は女性の二倍から四倍近い自殺者が出ており

自殺する理由はもちろん色々あるが 結局のところ その理由の大半は

現状に満足出来ない事だと思う。


現状にそれなりにでも満足出来ていれば よっぽど奇特な人間か

死ぬ事に強い憧れがある人以外 わざわざ死のうとは考えないと思う


そう考えれば、人間関係 経済や健康問題など色々な理由や

個人差はあるにせよ 男性の方が女性よりも 統計的に精神面では

弱かったり脆かったりする という事になると思う


まあ生来的な強さもあるとは思うが たまに私が学校や会社で垣間見た

恐ろしい女子社会で揉まれていれば その強さも納得!な感じではあるが


私はそのような事を考えつつも きちんと慎重に周囲を警戒しつつ

面白そうな漫画やゲームを 各個室からテキパキと運び出し

それを詰めたダンボールを 玄関口の戦利品置き場に積んで置く


そして探索中に見つけた 大きなブランドバックを片手に

私は本日のメインディッシュである 夢の女子寮の探索へと


血湧き肉躍るのを感じつつ向かうのであった



でわ次回で

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