首都 名古屋の日
令和7年5月8日。今日は「758の日」だ。首都名古屋に来て数年。私はこっちで様々な文化に触れてきた。一番驚いたのは、モーニングの文化だ。あの破格の安さで破産しないのか、こっちが心配になるくらいだ。
新聞にはでかでかと「祝 名古屋の日」と一面に書かれている。なにやら、各地でイベントがあるらしい。普段1,200円のものが758円に値下げされるなど、サービスも盛りだくさんらしい。まあ、これから行くモーニングは758円より安い。と、思い広告一覧を見ると、「名古屋の日につき、758円でモーニングを提供!」と書かれている。
「いや、なんでも758にこだわるのは間違いでしょ……」
小倉トーストを食べるつもりだったが、計画変更だ。何か面白いイベントはないだろうか。テレビをつけるとアナウンサーが「今日は《《なごや》》かに過ごしましょう」などとくだらないことを言っている。
私が住んでいた東京なら、こんな記念日なんてなかっただろうな。そういう意味では、名古屋民が少しうらやましく感じる。その時、ふと気づいた。令和10年になれば、どうだろうか。毎日が東京の日になるのではないだろうか。令和10年の《《今日》》ということで。だからといって、毎日イベントというわけにもいかないだろう。でも、少しだけ東京出身なのが誇らしく思えた。




